乙丑(きのとうし)とは?
乙丑は、「きのとうし」または「いっちゅう」と読み、「柔軟性と粘り強さ」という意味があります。
「乙」は「草木や花、背丈の低い木」などの柔らかく細い植物を表す十干で、「丑」は「冬の終わり」を表す十二支です。
つまり、両方の性質を組み合わせた乙丑は、冬の終わりの草花のイメージとなります。
これは、寒さの厳しい冬を超え、春の日差しを浴びながら、これから力強く成長しようとする草花のように、根気強さと芯の強さを持つ堅実な性格を表しています。
また、季節の移り変わりのイメージから、高い順応性の意味もあります。