現代日本では年の数え方に使われている十二支ですが、実は性格診断や運勢占いの手がかりにもなります。
年・月・日にそれぞれ干支を割り当て、そこから運命を算出して導き出すという古代中国で生まれた「算命学」や、3000年以上の時を費やして研究された運命を導き出す「四柱推命」も、十二支が使われています。
つまり十二支はその人の特徴や未来を映し出す重要な要素といえるのです。
今回は、十二支の中から戌年をピックアップ。
戌年生誕の理由や歴史、そして戌年生まれの人の性格や恋愛運、仕事運、金運、相性のいい干支など、戌年生まれの人の特徴を詳しく解説していきます。
目次
戌年(いぬどし)の意味や歴史
十二支は古代中国において暦や時刻、方角を示すものとして生まれたため、広く浸透するよう馴染みのある動物が選ばれました。
犬(戌)はどれだけ離れていても飼い主のもとへ帰ってこられる鋭い嗅覚があることから「無事に帰る」「道に迷わない」という意味があります。
また愛らしくどこに行ってもエサを貰えることから「食べ物に困らない=豊穣の象徴」とされていたことや、お産が軽く一度に数匹産むことから「安産・子宝の象徴」として崇められてきました。
日本でも妊婦が安産を願って参拝する「戌の日参り」という風習があります。
このように、犬は身近な動物で覚えやすく、さまざまな良い意味を持つことから選ばれたと言われています。
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戌年(いぬどし)の年齢と生まれ年
2018年(平成30年)生まれ 2006年(平成18年)生まれ 1994年(平成6年)生まれ 1982年(昭和57年)生まれ 1970年(昭和45年)生まれ 1958年(昭和33年)生まれ 1946年(昭和21年)生まれ 1934年(昭和9年)生まれ 1922年(大正11年)生まれ 1910年(明治43年)生まれ 1898年(明治31年)生まれ 1886年(明治19年)生まれ |
過去、「戌年(いぬどし)」に起きたこと
犬は「豊穣」や「成長」、「勤勉」の象徴で、戌年にもそのような特徴が見られます。
真面目に働いたり、行動することで実りを得られるという年になります。
そんな戌年には、世界的・歴史的に有名な出来事や、未来に続く大きな出発点となった出来事が起こりました。
まず1946年には、日本の法律の根幹となる「日本国憲法」が交付されました。
日本国憲法は交付以来70年以上改憲されておらず、世界一長寿の憲法と言われています。
また同年には、現在もアニメの放送が続いている国民的漫画「サザエさん」の連載が始まりました。
上野駅前に通称「アメ横」と呼ばれる商店街・アメヤ横丁ができたのもこの年です。
1958年には東京通信工業がSONNYに社名を変更し、世界的電化製品メーカーとして成長していきます。
同年には世界初のインスタントラーメンである日清食品のチキンラーメンが発売されました。
また、広く世界に浸透している日本のシンボル・東京タワーが公開されたのも1958年です。
1970年には早川電機工業がSHARPに社名変更し、SONNYと同様に世界規模のマーケットに進出していきます。
同年には初の国産人工衛星「おおすみ」の打ち上げに成功するなど、宇宙学的・歴史的快挙を成し遂げました。
また日本万国博覧会が開催されたのもこの年です。
1982年には上越新幹線が開業、そして500円硬貨が初めて発行されました。
戌年(いぬどし)の性格や特徴
戌年生まれの人は真面目な努力家で、人から頼まれたことを最後まで忠実にやり遂げる粘り強い人です。
愛嬌があり、人懐っこい性格なので、多くの人から愛されるタイプです。
忠誠心が強く、親友や恋人、伴侶など「この人!」と決めた人に一途。
愛情深く、お世話好きで、相手に誠心誠意尽くします。
頭脳明晰で、試験のテストも高得点をとるタイプです。
人好きなのでコミュニケーション能力が高いと思いきや、実はあまり得意ではなく、自分の思いを言語化して人に伝えるのが苦手です。
また潔癖症なところがあり、正義感が強い分、他人の悪いところや弱点が目についてしまいます。
どうしても許容できず、周囲と衝突してトラブルを起こすことも少なくありません。
頑固な面がありつつ、優柔不断なところもあるため、若い頃はチャンスを逃しがちで苦労をすることがあります。
諦めず持ち前の根性でコツコツ努力を続ければ、中年期に花が開きます。
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戌年(いぬどし)生まれの人の恋愛傾向
戌年生まれの人は恋愛においても大変一途です。
純情で真っすぐな恋愛をする人です。
一度好きになった人をとことん愛し抜き、誠実に尽くします。
もちろん浮気なんてもってのほかなので、関係が長続きしやすいでしょう。
しかし控えめな性格で自分からはグイグイいけないため、付き合うまでに時間がかかります。
照れているとチャンスを逃しますので積極的にアプローチしましょう。
真面目ゆえにストレスを溜め込みやすいので、明るく励まし、癒してくれるような人がタイプです。
また寂しがり屋で自分と同じく一途な人を好みます。
恋愛結婚の場合、早めの結婚になります。
中高年で恋愛運が下がりますが、平常心で乗り越えられるでしょう。
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戌年(いぬどし)生まれの人の仕事運
戌年生まれの人は器用な人が多く、優秀な成績を残す知的な人です。
少し口下手なところはあるものの、素直で人好きな性格なので、上司に可愛がられて好かれるタイプです。
社内のマスコット的ポジションになりやすく、人の縁に恵まれ、働きやすい環境の中で伸び伸びと成果をあげていきます。
正義感が強く、楽をせずに着実にやり遂げるため、上司からも同僚からも評価も高く、出世も早い方です。
ただ、自分の価値観が確立しているため少し独りよがりになりやすい傾向も…。
柔軟な考え方をもって周囲と強調することを心がけると、さらに運気が上がっていくでしょう。
尽くすことが好きで几帳面な働き者なので、秘書などのサポート役が適職です。
戌年(いぬどし)生まれの人の金運
戌年生まれの人は物事をコツコツこなしていくタイプなので、お金の使い方も堅実です。
無駄遣いや贅沢にはあまり興味がなく、普段は質素な生活をしています。
収入のほとんどを貯蓄に回し、着実に資産を増やしていくため、経済的に困窮することはないでしょう。
しかし日頃節制している分、「これを買う」と決めた時はドンと大きな買い物をします。
これには戌年の“一度決めたら執着する性質”も関係しています。
質素な暮らし方で徹底しているかと思いきや、ある部分には高級品を愛用しているのを見て、周囲の人がそのギャップに驚く…なんていうこともあるでしょう。
こだわりがある方なので、例えばシャンプーやトリートメントはこのメーカー、カバンはこのブランドと、一度決めたらずっとそのメーカーやブランドで買い続けます。
そういった“自分にとっての必要なもの”に対しては出費は惜しみません。
しかし、どれだけ出費が大きくても、戌年生まれの人はしっかり収支や返済計画を計算してから購入するので、家計が破綻することはないでしょう。
若いうちは将来に備え、欲しいものを我慢をすることもあるかもしれません。
しかし年を重ねるにつれより収入がアップするため、万が一大病を患ってもカバーできるような余裕のある老後を迎えることができます。
中年期に一波乱あり、予想外の出費がありますが、冷静に対処することで乗り越えられます。
戌年(いぬどし)と相性のいい干支は?
戌年と相性のいい干支は、次の3つです。
これら3つの干支生まれの方とは、出会った瞬間から親しみを感じられ、さらに時を重ねるごとに関係を深めていける関係です。
友人、同僚、恋人いずれの関係においてもベストです。
■寅年(とらどし)
人好きで明るい戌年と社交的で周囲を楽しませることが好きな寅年は相性が良く、まさにパートナーとして生まれたような存在です。
共感値が高く、初対面でも警戒心なく、すぐに打ち解けられるくらいとても結びつきが強い関係です。
優柔不断な戌年を即断即決の寅年がうまくサポートし、良い方向へ導いてくれます。
■午年(うまどし)
活発で社交的な午年と戌年は性格が似ており、相性的には最高の関係です。
両者とも目標に向かって頑張り続ける努力家なので、2人がタッグを組めば難解な壁も乗り越えることができるでしょう。
また午年は戌年を正しい方向へ引っ張っていってくれるので、午年を信じて身を任せてください。
■卯年(うさぎどし)
戌年と卯年は非常に気が合う関係です。
戌年はおっとりしていて思いやり深い卯年に親しみを感じやすく、恋愛相手としてもお互い好みのタイプ。
少し融通が利かないところがありストレスを抱えやすい戌年を、優しい卯年が癒してくれます。
調和がとりやすく、気付けばいつも一緒にいる…そんな居心地よい関係を築けます。
友人、恋人、伴侶、どの関係においても長続きしやすい間柄です。
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まとめ
以上、戌年の意味と戌年が誕生した理由と歴史、戌年生まれの人の特徴について解説しました。
戌年は若い頃に苦労をして経験を積み、晩年に向かって力を蓄えていく大器晩成型です。
基本的にどんな壁も乗り越えられる胆力がありますが、もし悩みが取り除けないなら、進むべき方向もしくは自己認知に誤りがあるのかもしれません。
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