丁未(ひのとひつじ)とは?
丁未は、「穏やかな温かさ」という意味があります。
「丁」は「囲炉裏」や「たき火」、「ロウソク」などの人がおこす火を表す十干で、性質の意味としては「癒し」や「温かさ」、「優しさ」、「穏やかさ」を示します。
「未」は「動物の羊」や「夏の終わり」を表す十二支で、性質の意味としては「穏やかさ」や「人情」を示します。
よって、両方の性質を組み合わせた「丁未」は、夏の終わりのともし火のような干支で、少しずつ秋の涼しい気配を感じるなか起こすたき火のようにまわりを穏やかに温めるイメージを持ちます。
一方で、消えたと思ったら中に火種を保ち続けるたき火の木炭のように、心の内には熱い意志を秘めているのも「丁未」の特徴です。