私達にとって、身近な「十二支」。
古くは中国で日付や時刻、方角を表すものとして生まれ、四柱推命の重要な要素としても用いられています。
星座占いや血液型占いのように、十二支占いで性格や運勢を占うこともできます。
今回は、そんな十二支の中から、『子』につづく2番目の動物・「丑年」について解説!
丑年の意味や、『牛』が十二支に選ばれた理由、そして丑年生まれの人の性格や特徴、恋愛運、仕事運、金運など、気になる情報を詳しくお伝えしていきます。
目次
丑年(うしどし)の意味や歴史
十二支は、日付や時刻など生活に必要な指標として生まれました。
そのため、誰もが覚えやすいよう身近な動物から選定されました。
牛は畜産業だけでなく、農作業などで重い物を運ぶときの労働力にもなり、昔から人々にとって欠かせない身近な動物でした。
また、牛はよく働く様子から「誠実」の象徴として、縁起のいい生き物だったため、十二支に入ったそうです。
歩みがゆっくりな牛にちなみ、丑年は急がずに一歩ずつ着実に物事を進める年だと言われています。
目先の利益ではなく今ある仕事をこなすことが将来に繋がると考えましょう。
丑年(うしどし)の年齢と生まれ年
2021年(令和3年)生まれ 2009年(平成21年)生まれ 1997年(平成9年)生まれ 1985年(昭和60年)生まれ 1973年(昭和48年)生まれ 1961年(昭和36年)生まれ 1949年(昭和24年)生まれ 1937年(昭和12年)生まれ 1925年(大正14年)生まれ 1913年(大正2年)生まれ 1901年(明治34年)生まれ 1889年(明治22年)生まれ |
過去、「丑年(うしどし)」に起きたこと
勤勉に最後まで働き続ける牛の様子から、丑年は「忍耐の年」と言われたり、十二支の2番目の動物であることから「これから芽が出る前兆の年」や「良いことが起こる前触れの年」と言われています。
そんな丑年には、それらを示すような印象的な出来事が起きています。
「忍耐の年」を表す出来事ですと、1973年にオイルショックが起き、大規模な買い占め騒動が起きました。
また情勢の変化に伴い、1997年には消費税が3%から5%に引き上げとなって国民負担が増えました。
政治、経済的な出来事だけでなく、2009年には新型インフルエンザが発生するなど、いわゆる疫病が発生したのも丑年です。
また丑年は、「良いことが起こる前触れの年」もあります。
例えば、オイルショックがあった1973年には、日本で初めてコンビニが開店し、モノ不足の中新たな流通と市場が誕生しました。
少し遡ると、1949年には湯川秀樹博士が日本人で初めてのノーベル物理学賞を受賞し、医学界の大きな進歩の一端を担いました。
そして、1985年には社会の構図が大きく変わっていきます。
専売事業を行っていた公共企業の日本電信電話(NTT)、日本たばこ産業(JT)が民営化へ、さらに男女雇用均等法が成立し、国民の働き方や経済に大きな変化をもたらしました。
丑年(うしどし)の性格や特徴
丑年生まれの人は、いうなれば大器晩成型です。
コツコツ積み重ねて物事を進めていき、時間をかけて着実に目標を達成させます。
勤勉で、楽をしたり、手を抜いたりはしません。
慎重で、石橋を叩いて渡るようなタイプです。
責任感もあり、一度決めたことや任されたことは必ず最後までやり切ります。
下積みを苦と思わず、厳しい寒さの冬の時期に冷たい土の中でジッと耐え、ようやく春を迎えて顔を出す新芽のような粘り強さがあります。
それゆえ周りからの信頼が厚く、頼られることも少なくありません。
ただ、人見知りで自己表現が苦手なところが玉にキズ。
口下手なうえ頑固なので、他人から誤解されたり、気苦労を抱えてしまうことが多々あります。
とくに若い頃は周囲とテンポが合わず、悩むことも少なくないでしょう。
しかし本来は周囲を引っ張っていくリーダーの素質を持っているので、経験を重ね、中年期以降は責任者として力を発揮します。
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丑年(うしどし)生まれの人の恋愛傾向
丑年生まれの人はとても真面目で、恋愛に対しても真摯に向き合います。
一度付き合ったら真剣にお付き合いをしなくては、という責任感が人一倍強く、浮気はしません。
交際をすれば結婚まで考える人も多いでしょう。
その分、「この人!」という人が見つかるまでとても時間がかかります。
好みのタイプは、自分の性格に寄り添ってくれそうな奥ゆかしく古風な人。
気苦労をするタイプなので、それを癒してくれる包容力のある人に惹かれます。
若い頃は好きな人ができても告白する勇気が持てず、片思いで終わることもありますが、付き合ったらストレートに愛情表現をします。
結婚後もよそ見をせず相手に尽くし、順風満帆な家庭を築けます。
丑年(うしどし)生まれの人の仕事運
丑年生まれの人は真面目で粘り強さがあるため、どんな仕事でもそれなりの成果を挙げられます。
人目につかないこともひたむきに頑張る縁の下の力持ちタイプで、事務職や研究職などの仕事が合います。
仕事で成功するカギは人間関係を円滑にすることです。
能力は十分にある丑年ですが、「こう」と決めたら融通が利かないところがあり、コミュニケーションも得意ではないため、時には仕事の進捗に影響がでかねないことも。
人間関係を改善するには、自分の考えを押し通さず、周りの意見を聞いて協調性を養うことが大切です。
年を重ねるごとに人脈は財産となり、成功の後押しをしてくれます。
努力を続ければ、晩年までに大成するでしょう。
丑年(うしどし)生まれの人の金運
丑年生まれの人は地道な努力家のため、お金に関してもコツコツと貯蓄するタイプです。
欲しいものがあっても衝動買いをせず、長い目で見て必要かどうかを判断します。
生活費、各種税金、結婚資金やマイホームの費用、老後の資金など、部分的ではなく人生を通して壮大な金銭的計画を立てて実行するので、基本的にいつも収入は安定しています。
よほどのことがない限り、経済的に困窮することはないでしょう。
ただ、交際費は削ってしまいがちなので、付き合いが悪い人と思われることがあります。
培った人間関係はのちにお金に変えられない財産になるので、たまにはお付き合いをしておきましょう。
他人に合わせるのも、必要なお金の使い方の1つです。
丑年(うしどし)と相性のいい干支は?
丑年と相性のいい干支は、次の3つです。
■巳年(へびどし)
コツコツと時間をかけて物事を進める努力家の巳年は、慎重で堅実な丑年と性格が似ているため、とても波長が合います。
また、巳年は一見クールに見えますが、実は感受性が強く、人の気持ちを察することが得意なので、不器用な丑年の内情を察して寄り添ってくれます。
他人に誤解されやすい2人ですが、共感できる部分が多く、お互いにとって良き理解者となります。
■酉年(とりどし)
社交的な酉年が、寡黙で引っ込みがちな丑年を新しい世界に連れて行ってくれます。
正反対の性格の2人ですが、人の気持ちを悟るのがうまい酉年が丑年の気持ちを察してうまくフォローしてくれます。
慎重派な丑年も、なぜか酉年に対しては初対面から気を許せる感覚があります。
直感型の酉年に対し、丑年は論理的な考え方を持っているため、仕事でタッグを組めば、互いにないものを補い合える良いパートナーとなります。
■子年(ねずみどし)
子年と丑年は、十二支のお話で一緒に神様の元へ向かったもの同士であること、また十二支の1番目と2番目という近しい関係であることもあり、自然と縁が結ばれる相性です。
約束をしていないのに偶然出会ったり、同じチームになったりと、「いつの間にかそこにいる」という縁深い間柄です。
無理に合わせなくてもお互いを何となく受け入れられるので、恋愛に発展することも少なくないでしょう。
まとめ
ここまで丑年の意味や歴史から始まり、丑年生まれの人の性格や特徴などを解説しました。
丑年生まれの人は、自分の力で最後までやり遂げる根性と強い意志があるので、人生で起こる大抵のことは乗り越えられるでしょう。
ブレずに計画的に進める忍耐力があるので、将来の見通しも立ちやすいはずです。
そんな丑年生まれの人がつまづいたり、将来の展望が持てなくなっている場合は、知らず知らずのうちに限界を超えていたり、進む道が間違っているのかもしれません。
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