目次
壬辰(みずのえたつ)とは?
壬辰は、「内に秘めた力強いエネルギーで物事をやり遂げる」という意味があります。
「壬」は「大河」や「海」などの雄大な水を表す十干で、性質の意味としては「パワフルさ」や「勢いの良さ」を表します。
「辰」は「龍」や「春の終わり」を表す十二支で、性質の意味としては「正義感」や「信用」、「信念」を表します。
両方の性質を組み合わせた「壬辰」は、栄養を含んだ穏やかな春の終わりの海のような干支で、おおらかながらも誰にも曲げられない意志や大きなパワーを持つイメージを持ちます。
内に秘める性質が強いため、自分の力をどう生かし、アピールするかで輝きが変わるでしょう。
\あなたの六十干支は何?/
「壬辰」の人の性格や特徴は?
「壬辰」の人は、春の終わりのうららかな大河や海のように、穏やかな人です。
控えめな性格ですが、生まれ持った高い知性と能力がにじみ出ており、不思議な存在感があります。
目立つことを好まないため人前にでることはしませんが、さりげなく人手が足りないところをサポートしたり、みんなが疲れて休んでいるうちに片づけを進めたりと、みんなの助けになるよう気を配れる人です。
そんな優しい「壬辰」の人ですが、実は徹底した合理主義者で、人が変わったかのように淡々と物事を処理する傾向があります。
「いらない」と判断すれば感情に左右されずスパッと切り捨てられる冷淡さがあるうえ、口数の少ない「壬辰」の人は不言実行なところがあるため、ときに誤解されることがあります。
「壬辰」の性格や特徴①【温厚で控えめな性格】
「壬辰」の人は、穏やかで大らかという特徴があります。
春の終わりの凪いた海のように、ほのぼのとしています。
口数が少なく、目立つようなことは好まない控えめなタイプですが、決して他人に関心がないわけではありません。
むしろ思いやり深い性格で、そっと後ろから様子を見守りながら、みんなが心地よく過ごせるように気を配っています。
「壬辰」の性格や特徴②【聡明な合理主義者】
「壬辰」の人は、普段は優しくおっとりした雰囲気ですが、実はここぞというときには合理的な判断を下すクールなところがあります。
とくに難題にあたったり、トラブルが発生したりすると、淡々と処理モードに入るので、普段とのギャップに驚く人もいるでしょう。
また、「壬辰」の人は、言葉よりも実行することに重きをおくタイプのため、黙ってバッサバッサと不要なものを切り捨てて人を驚かせることがあります。
\あなたの性格を四柱推命で占う/
「壬辰」の性格や特徴③【隠れた好奇心の塊】
「壬辰」の人は、普段は大人しくインドア派に見えますが、実は隠れ冒険家なタイプ。
好奇心が旺盛で、休日は意外にも国内外を問わず、いろいろなところに出かけている人が多いでしょう。
自分の鋭い感性のアンテナの向くままに、辺境の地へ一人旅にでたり、次は陶芸教室に参加したりと、アクティブに活動しながら自分を高めていきます。
\あなたの六十干支は何?/
「壬辰」の女性が持つ特徴は?

「壬辰」の女性に見られる特徴は、穏やかさとパワフルさを併せ持つ人物です。
物静かで知的な印象を与える「壬辰」の女性ですが、内側には高い能力とバイタリティを秘めており、目標に向かってひたむきに努力を積み重ねながら突き進んでいく強さがあります。
視野も広く、あるがままを受け入れる器の大きいところもあり、上品なエリートタイプの見た目とは裏腹に豪胆さも感じられるでしょう。
コミュニケーション能力も高く、人を見る目も確かで、多くの人脈を築きます。
「壬辰」の女性は頑張り屋な面もあり、手を差し伸べてくれるも多いでしょう。
「壬辰」の男性が持つ特徴は?
「壬辰」の男性に見られる特徴は、チャレンジ精神旺盛でスマートタイプです。
頭脳明晰で状況判断能力に優れており、スケールの大きな目標も得意の分析力と観察力を生かしてアプローチしていきます。
大人しい知性派に見えて行動力もあり、どんなときもチャレンジしていく姿勢を忘れません。
頭脳とバイタリティで前へ前へと進んでいき、活躍の場を広げていきます。
仕事がデキるタイプで、人当たりがよく、社交的です。
人と縁を結びながら、より大きな目標に向けて進んでいく人です。
\あなたの六十干支を調べる/
「壬辰」の人の恋愛傾向は?
「壬辰」の人は、控えめな性格ながらも、大海のような包容力と深い教養を持っていて周囲から憧れられる存在です。
そのため異性からモテやすく、告白されて交際が始まるパターンが多いでしょう。
告白されたらとりあえず付き合うものの、自分とは合わないなと思ったらスパッと別れを切り出す一面も。
ただ、自分から本気で好きになった人に対しては、奥手になってしまうウブなところがあります。
自分からはアピールできず、ひたすら好意に気づいてもらうことを期待して待っている人もいるでしょう。
女性の場合は、いったんお付き合いが始まると相手に尽くします。
一方男性の場合は、博愛主義者が行き過ぎてプレイボーイと誤解を受けることも。
恥ずかしがらずに本音を言葉にして伝えることで、恋愛運が安定するでしょう。
「壬辰」の人の結婚傾向は?
「壬辰」の人は、男女ともに婚期が遅れやすい傾向があります。
それは、「壬辰」の人は恋愛以外の仕事や趣味、友人とのお付き合いを大切にし、他人に行動を制限されるのが苦手なためです。
結婚の覚悟を決めるのは、「壬辰」の人にとって一大事といえるでしょう。
しかし、いったん家庭に入ると、持ち前の世話焼き気質を発揮し、家族への気配りやフォローを忘れず、温かな家庭を築くでしょう。
「壬辰」の人の場合、晩婚となった方が家庭が安定する傾向があります。
「壬辰」の人の仕事運・適職は?
「壬辰」の人は、持ち前の頭脳と行動力、粘り強さで成功を収める運の持ち主です。
知性も器用さも兼ね備えているため、どんな仕事でもそつなくこなすことができます。
ただ、「壬辰」の人は隠れ冒険家タイプのため、同じことを繰り返す仕事だと飽きてモチベーションが下がってしまうこともあります。
IT業界やファッション業界、またはベンチャー企業の立ち上げなど、変化が多い仕事や最先端の技術や知識に触れられる分野だと生き生きと働け、才能を存分に発揮できるでしょう。
バランス能力に長け、コミュニケーション能力も高いため、同僚や顧客など仕事関係の人間関係は良好でしょう。
「壬辰」の人の金運は?
「壬辰」の人は、勢いのある大河のようにアップダウンが激しい金運の持ち主です。
「壬辰」の人は稼ぐ能力が高いため、基本的にお金に好かれやすい体質です。
またお金の流れが水のようにとめどないため、何をしていなくてもどんどんお金が入ってくるイメージです。
しかし「壬辰」の人は、あまりお金に執着していないところがあり、どんぶり勘定になったり、お金の管理が苦手な一面があります。
値段を気にせずに大きな買い物をすることもあるので、ドカンと大金を失うこともあるでしょう。
「お金は天下の回り物」と言うように、経済を回すことは良いことですが、収支管理に気を付けると、より金運がアップするでしょう。
「壬辰」の人との相性の良い六十干支は?
壬辰 × 丁酉(ひのととり) |
壬辰 × 甲子(きのえね) |
壬辰 × 壬申(みずのえさる) |
\四柱推命であの人との相性は?/
「壬辰」と「丁酉(ひのととり)」の相性は?
「壬辰」と「丁酉」は、助け合い支え合える理想のパートナーの組み合わせです。
「壬辰」と「戊戌」は天地徳合と呼ばれる最高の相性です。
「壬辰」は包容力があり、全力で縁の下の力持ちを全うすることができる人。
対して「戊戌」は与えられた使命を責任感を持ってやり通す力強さがあるため、「壬辰」のサポートを受けて精力的に物事に取り組むでしょう。
また、「戊戌」は義理堅い性格なので、支えてくれる人に感謝し、決して裏切らずに尽くしてくれます。
「壬辰」と「甲子(きのえね)」の相性は?
「壬辰」と「甲子」は、リーダーとサポーターとしての役回りが完璧組み合わせです。
リーダータイプの「甲子」が主導権を握り、優しくかつ合理的に物事に対処する「壬辰」が適切なサポートをし、物事をどんどん進めていくことができます。
またどちらも知的好奇心が旺盛で学ぶことが好きなため、仕事や趣味の場で一緒に生き生きとお互いの知識や技術を高め合えます。
「壬辰」と「壬申(みずのえさる)」の相性は?
「壬辰」と「壬申」は、自然体でいられる組み合わせです。
「壬辰」と「壬申」は同じ「壬」を持つ癒し系同士のため、一緒にいると派長やペースが合い、心からリラックスできます。
控えめなところがある「壬辰」ですが、人懐っこい「壬申」が相手ならすぐに打ち解けることができるはず。
お互い気負わず、素の自分を出すことができるでしょう。
「壬辰」の人との相性のあまり良くない六十干支は?
壬辰 × 戊戌(つちのえいぬ) |
壬辰 × 己卯(つちのとう) |
壬辰 × 庚午(かのえうま) |
\四柱推命で占うあの人との相性/
「壬辰」と「戊戌(つちのえいぬ)」の相性は?
「壬辰」と「戊戌」は、いったん喧嘩をすると泥沼になる組み合わせです。
「壬辰」と「戊戌」はどちらも人の世話を焼くことに長けていますが、「戊戌」は我が道を突っ走るところがあり、「壬辰」がハラハラしてしまうことがあるでしょう。
また「壬辰」も譲れないことに対しては頑固なので、一度衝突をするとどちらも譲らず溝が深まっていくでしょう。
「壬辰」と「己卯(つちのとう)」の相性は?
「壬辰」と「己卯」は、一方が振り回されてバランスが崩れやすい組み合わせです。
「壬辰」は穏やかな性格で他人に合わせるのが得意ですが、独自の世界観を持っていて基本的にマイペースなタイプです。
対して「己卯」はとことん優しい性格のため、頑張って「壬辰」のペースに合わせますが、「壬辰」は気づかずに「己卯」を振り回し続けてしまうことが。
対等な関係を築きにくく、「己卯」が疲弊しやすいでしょう。
「壬辰」と「庚午(かのえうま)」の相性は?
「壬辰」と「庚午」は、噛み合わないことがある組み合わせです。
「壬辰」と「庚午」はどちらも頭脳明晰で面倒見もよいタイプですが、「庚午」は情熱的なエネルギーを秘めており、一度目標を定めると突っ走るところがあります。
そこが「壬辰」からすると協調性のなさを感じ、モヤモヤすることも。
対して「庚午」もマイペースな「壬辰」に苛立ちを感じやすいでしょう。
「壬辰」が命式にある著名人
遠藤 憲一 大谷 翔平 木村 佳乃 出川 哲朗 葉加瀬 太郎 広末 涼子 |
【まとめ】「壬辰」の人は、こんな人!
・春の凪いだ海のように穏やかで優しい気質
・大人しく控えめだが、人々を魅了する不思議な魅力がある
・さりげなく周囲のサポートをする気配り上手
・頭脳明晰で優れた洞察力と状況判断能力を持つ
・大事な場面ではシビアな判断を下す合理主義者
・休日は国内外問わずアクティブに動いている隠れ冒険家
・モテるタイプで告白されて交際が始まるパターンが多い
・本気の恋には奥手になってしまうウブな一面も
・変化が多い仕事や最先端の技術に触れられる分野で活躍できる
\四柱推命で詳しく占いたい方はこちら/
↓↓↓十干についてはこちら↓↓↓
甲(きのえ) | 乙(きのと) | |
丙(ひのえ) | 丁(ひのと) | |
庚(かのえ) | 辛(かのと) | |
戊(つちのえ) | 己(つちのと) | |
壬(みずのえ) | 癸(みずのと) |