目次
甲辰(きのえたつ)とは?
甲辰は、「真面目で穏やか」という意味があります。
「甲」は「大樹」を表す十干で、性質の意味としては、まっすぐにそそり立つ様子から「堂々としたさま」や「勢いの良さ」「力強さ」を示します。
「辰」は「龍」や「春の終わり」を表す十二支で、性質の意味としては「正義感」や「信用」、「信念」を示します。
よって、「甲辰」は、春の終わりの大木のような干支で、夏に向かって青々しく茂る木のように向上心が高く明るいイメージを持ちます。
太陽に真っすぐのびる大樹のように純真さがあり、それが誠実さや人当たりの良さにつながっています。
\あなたの六十干支は何?/
「甲辰」の人の性格や特徴は?
「甲辰」の人は、盛夏に向けて生命力を増す大樹のように、高い目標に真っすぐに進んでいく前向きさと向上心がある人です。
「これは絶対にやり遂げたい!」と思ったことに対しては、驚くほどの集中力とパワーを発揮します。
仕事も趣味も全力投球で取り組み、ときには寝食を忘れるほど没頭することも。
いつも前向きな姿勢でおり、どんな高い夢や理想も諦めずに着実に一歩ずつ距離を詰めていく努力家です。
物事への誠実さは人に対する物腰にも表われ、1人1人ととても大切に接します。
誰に対しても優しく、にこやかに接するため、どこにいても愛される人が多いでしょう。
温和な雰囲気の一方、冷静に状況を見極める洞察力と、大胆な発想力の持ち主でもあります。
理想を実現するための手段を多様な視点から講じ、夢を掴んでいきます。
「甲辰」の性格や特徴①【夢を追いかける頑張り屋】
「甲辰」の人は、スケールの大きな目標を掲げ、それに向かって真っすぐに進んでいく夢追い人です。
前向きな思考を持ち、たとえ困難な問題が生じても簡単には諦めず、「どうしたら達成できるか?」を考えて行動できる人です。
普段は穏やかですが、「これ」と決めたことに対する意志が強いのが「甲辰」の人。
仕事も趣味も力を抜かず、コツコツと努力を積み重ねて理想を叶えていきます。
「甲辰」の性格や特徴②【人付き合いが上手な愛されキャラ】
「甲辰」の人は、優しくおおらかな人柄です。
穏やかでホッとするような安心感があり、自然と心を許せてしまうのが「甲辰」の人。
真っすぐな純真さと裏表のない明るさで、どこにいても人気を集めるでしょう。
さらに、聞き上手で相手に合わせてスタンスを変えられるので、「あの人になら相談できる」と人から頼られることが多いでしょう。
\あなたの性格を四柱推命で占う/
「甲辰」の性格や特徴③【斬新な発想力と洞察力の持ち主】
「甲辰」の人は、斬新な発想力と洞察力の持ち主でもあります。
穏やかな人柄の裏には、隠れた本質を見抜く冷静さと鋭い視点を秘めており、ズバッと核心を突く発言をしてまわりを驚かせることも。
持ち前のイマジネーション力やを生かし、高い理想を叶えるための現実的なアプローチや、画期的なビ観察眼をビジョンを描いていきます。
\あなたの六十干支は何?/
「甲辰」の女性が持つ特徴は?

「甲辰」の女性には、おおらかさと高い向上心を持つという特徴がみられます。
人当たりがよく、見守るように穏やかに人と接する「甲辰」の女性。
円満な人間関係を築くのが得意で、誰とでもすぐに打ち解けることができます。
とても頑張り屋さんで、高い目標を掲げ、コツコツと粘り強く努力を積み重ねて実現していきます。
素直で前向きな性格のため、「『甲辰』の女性のためなら頑張ろう」と手助けしてくれる人も多いはず。
外見は愛らしい人が多く、それでいて内面に大人っぽさというギャップを秘めた魅力的な女性です。
おしゃれにこだわりを持っている傾向があり、「甲辰」の女性のスタイリッシュさに憧れを抱く人もいるでしょう。
「甲辰」の男性が持つ特徴は?
「甲辰」の男性には、存在感のある落ち着いた人という特徴がみられます。
外見にまで落ち着きや動じなさがにじみでているような、頼りがいのあるタイプ。
大人っぽい内面から、実年齢よりも上にみられることも珍しくないはず。
「守ってくれる人」に憧れる女性からの人気が高いでしょう。
何事も慌てず動じず、自分が目指すゴールに向かって、じっくりとマイペースに進んでいきます。
不平不満を言わず、黙々と努力を続ける姿に、周りから称賛され、厚い信頼を寄せられることが多いはず。
見えないところでも努力を怠らないので、年を重ねるごとに器が大きくなり、存在感が増していくでしょう。
\あなたの六十干支を調べる/
「甲辰」の人の恋愛傾向は?
「甲辰」の人は、安心できる穏やかな恋愛関係を求める傾向があります。
「甲辰」の人は相手のことだけでなく自分のことも大切にできる人なので、お互いを尊重し合う堅実な関係を築くタイプ。
持ち前の深い洞察力でじっくりと相手を見極め、「この人なら」と思える人と時間をかけて仲を深めていきます。
そのため、付き合った時点で結婚など将来を考えている人も少なくないでしょう。
どちらかというと恋愛には慎重派なので、自分からは積極的なアプローチはしませんが、一度お付き合いが始まると相手を一途に愛し抜きます。
身を削ってでもとことんパートナーの世話を焼く人が多いでしょう。
しかし、ある程度自分の時間も必要とする人なので、恋愛に執着する人とは相性があまりよくありません。
「甲辰」の人の結婚傾向は?
「甲辰」の人は、結婚後も持ち前の観察力を生かして円満な家庭を築いていきます。
家族みんなの意志を尊重しつつ、大変な時は支え合って、小さな幸せを1つずつ積み重ねていくことに充実感と喜びを感じます。
また、「甲辰」の人は結婚することで開運できる運の持ち主でもあります。
結婚をした途端、思わぬ幸運を手に入れたり、金運や出世運がグンと伸びる人が多いでしょう。
ただ、目の前のことに夢中になってパートナーをほったらかしにしたり、何でも自分1人でやろうとするとトラブルを引き起こしやすいので注意。
また、「結婚するぞ!」と意気込むと逆に縁遠くなってしまうので、焦らず自然体でいる方が婚期が早く巡ってきます。
「甲辰」の人の仕事運・適職は?
「甲辰」の人は、じっくり本質を見抜く慎重さでコツコツと仕事に取り組み、着実に成果をあげていく大器晩成型タイプです。
素直に人の意見を聞き、何事も真面目に対応する「甲辰」の人。
たとえ失敗をしても諦めず粘り強く進んでいく姿に、周りから厚い信頼を寄せられるでしょう。
温厚で優しいので職場の人間関係も良好のはず。
チームと信頼関係を築きながら、持ち前の向上心をもって大きな理想を実現化していくでしょう。
そんな「甲辰」の人は、地道な努力や勉強が必要とされる医療関係や教育関係といった専門的な職種との相性がバツグン。
国家資格など難関な資格をとって、ハイレベル・高収入な仕事に就く人が多いでしょう。
「甲辰」の人の金運は?
「甲辰」の人は、継続的な努力によって財を大きく築く金運の持ち主です。
一攫千金を狙ったり、大勝負に出たりなど、奇をてらったことをするとうまくいきません。
また、急に路線変更をして歩みをとめると運気もストップするため、金運を上げたいなら転職もあまりおすすめできません。
「地道にコツコツと」が、「甲辰」の人にとっては成功の一番の近道。
若いうちは苦労もありますが、年を重ねるほど順風満帆になり、高収入をキープできるようになります。
結婚をすると生活の基盤がさらに安定するため、金運も上がりやすくなります。
「甲辰」の人との相性の良い六十干支は?
甲辰 × 己酉(つちのととり) |
甲辰 × 甲子(きのえね) |
甲辰 × 乙巳(きのとみ) |
\四柱推命であの人との相性は?/
「甲辰」と「己酉(つちのととり)」の相性は?
「甲辰」と「己酉」は、共通点が多く気楽に付き合える組み合わせです。
天地徳合と呼ばれる最高の相性で、どちらも素直で穏やかな愛され上手のうえ、目標に向かって根気強く取り組むタイプなど、性格や価値観がよく似ています。
そのため言葉を交わさずとも相手の思考を読むことができ、自然体の自分でいられる心地よい関係を築くことができるでしょう。
「甲辰」と「甲子(きのえね)」の相性は?
「甲辰」と「甲子」は深い信頼関係を築ける組み合わせです。
「甲辰」と「甲子」はどちらも自分の気持ちに真っ直ぐで、素直なタイプ。
気遣い屋な「甲辰」も、「甲子」のことなら信じられるので、たとえ本音をズバズバ言われても逆に好感をもって接することができます。
「甲子」も自分と同じく大きな理想を叶えるためにコツコツと努力できる「甲辰」を頼もしい最高のパートナーだと感じるでしょう。
「甲辰」と「乙巳(きのとみ)」の相性は?
「甲辰」と「乙巳」は自然と惹かれ合う組み合わせです。
「甲辰」と「乙巳」はどちらも協調性を大切にしながらじっくりと夢に向かっていくタイプ。
お互い穏やかな人柄のため刺激は控えめですが、一緒にいるととても心が落ち着くので「気づけば一日中ずっと一緒にいてた」なんてこともあるでしょう。
年月が経つほどに大切な存在となり、一緒にいるのが当たり前になるでしょう。
「甲辰」の人との相性のあまり良くない六十干支は?
甲辰 × 戊戌(つちのえいぬ) |
甲辰 × 庚寅(かのえとら) |
甲辰 × 辛卯(かのとう) |
\四柱推命で占うあの人との相性/
「甲辰」と「戊戌(つちのえいぬ)」の相性は?
「甲辰」と「戊戌」は相容れない部分が多い組み合わせです。
周りと歩調を合わせることが得意な「甲辰」から見ると、マイペースでこだわりの強い「戊戌」のふるまいは、ときに厄介に見えることがあります。
また、「戊戌」も、穏やかに見えてこだわりポイントがあるときは譲ってくれない「甲辰」を煩わしく感じるでしょう。
「甲辰」と「庚寅(かのえとら)」の相性は?
「甲辰」と「庚寅」はお互いを煙たく感じやすい組み合わせです。
「甲辰」と「庚寅」はどちらもスケールの大きいことをなそうとする向上心の高いタイプのため、息が合っているときは最高です。
しかし、「庚寅」は気分屋なところがあるため、協調性を重んじる「甲辰」からすると自分勝手に感じ、「庚寅」も周りに合わせようとする「甲辰」を疎ましく感じるでしょう。
「甲辰」と「辛卯(かのとう)」の相性は?
「甲辰」と「辛卯」は不信感を抱きやすい組み合わせです。
「甲辰」と「辛卯」はどちらも人当たりがよく思いやりがあるため、最初は穏やかに関係が始まります。
しかし、相手に気遣いすぎて本心を滅多に見せない「辛卯」のふるまいは、本音で語り合うことを好む「甲辰」からすると、何を考えているのかつかめない時があるでしょう。
また、「辛卯」は思ったらすぐ行動に移すのに対し、「甲辰」はじっくり見極めてから行動するので、足並みが揃いにくいでしょう。
「甲辰」が命式にある著名人
吉川 晃司 佐々木 蔵之介 関根 勤 戸田 恵梨香 中川 翔子 松本 幸四郎 |
【まとめ】「甲辰」の人は、こんな人!
・大きな夢に向かって真っすぐに進んでいく、ポジティブで向上心の高い人
・「これ」と決めたことには驚くほどの集中力とパワーを発揮する
・人に優しく、おおらかな人柄
・コツコツと努力を積み重ねていく粘り強いタイプ
・冷静に状況を見極める洞察力と、大胆な発想力の持ち主
・身内にはとことん世話を焼くタイプ
・じっくり相手を見極めてからお付き合いに進む慎重派
・穏やかな恋愛関係や安定した家庭を好む
\四柱推命で詳しく占いたい方はこちら/
↓↓↓十干についてはこちら↓↓↓
甲(きのえ) | 乙(きのと) | |
丙(ひのえ) | 丁(ひのと) | |
庚(かのえ) | 辛(かのと) | |
戊(つちのえ) | 己(つちのと) | |
壬(みずのえ) | 癸(みずのと) |