四柱推命・五行「木(き)」の特徴は?性格・運勢・相性・恋愛を解説

四柱推命・五行「木(き)」の特徴は?

四柱推命の五行「木」は、自然界の「木」や「草花」を表します。

樹木が天に向かってまっすぐに伸びるように、どんな環境下においても成長する向上心の高さや自我の強さを持ちます。

一本気な性格で頑張り屋であるとともに、その努力に裏打ちされた自信から高いプライドを持つのが特徴。

一方で草花のように優しくたおやかな一面があり、控えめなようでいて生命力が強く、芯があり自分を忘れないという性質を併せ持っています。

季節で表すと、四柱推命の五行「木」は「春」にあたり、五徳(儒教における5つの徳目)で表すと愛情や思いやりの「仁」、五情(人間の5つの感情)で表すと「喜」にあたります。

また、「木」は五行の先頭にあたることから、人徳の良さも合わさり、リーダーの素質があるとされています。

 

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四柱推命・五行「木(き)」の性格は?

四柱推命では、命式の五行をみることで、性格がわかります。

 

五行の「木」は、高い向上心と強い信念で道を切り拓くリーダータイプです。

木や草花が養分を吸収して成長するように、知識やスキルを貪欲に吸収して成長していきます。

勉強熱心で飲み込みも早く、子供のころから優等生だった人が多いでしょう。

とても真面目で一本気な性格で、手を抜いたり、不正をするなんてもってのほか。

物事に正面から向き合い、誠実に取り組みます。

真っすぐな性格の反面、途中で進路を変えたり諦めたりすることが苦手で、こだわりが強く頑固と思われることも。

しかし一貫した姿勢は信頼を集め、多くの人に頼りにされます。

硬派に見えて実は思いやり深く、人に優しいのも特徴の1つ。

人の役に立ちたい思いが強く、人情家で涙もろい一面があります。

 

五行の「木」の影響を強く受けるのは、日干(生まれた日の「十干」)が「甲」か「乙」かつ、日支(生まれた日の「十二支」)もしくは月支(生まれた月の「十二支」)に「寅」か「卯」がある人です。

 

四柱推命・五行「木(き)」の恋愛傾向は?

四柱推命の五行「木」を持つ人は、誰に対しても分け隔てなく優しく、賢く優等生なタイプが多いため、比較的異性からの人気は高いです。

告白される経験も少なくありませんが、向上心が高い分、パートナーに対する理想も高いため、すぐにOKせずじっくり相手を見極めてから動きます。

しかし、理想に近い人を前にすると委縮し、奥手になってしまう一面もあります。

そのため、モテるタイプですが片思い期間は長い傾向があります。

打ち解けられれば、自分も心を開いて積極的に動けるようになります。

お付き合いが始まると、2人のペースでゆっくりと愛を育んでいきます

落ち着きのある恋愛を好むため、一緒にいてホッと安心できるような、温かな人柄の人に惹かれる傾向があります。

四柱推命・五行「木(き)」の結婚運は?

四柱推命の五行「木」を持つ人は、一度「この人だ!」と思った人を非常に大切に慈しむため、お付き合いが長く続くタイプ

そのため、長年交際したパートナーと恋愛結婚をするパターンが多いです。

理想が高いため、相手のスペックがわかりやすいお見合い結婚で即ゴールインする人もいます。

深い信頼関係に結ばれた落ち着きのある関係を好むため、「木」を持つ人との結婚相性はバツグン

もともと献身的な性格のため、愛し愛される理想的な家庭を築けるでしょう。

また、普段は独立心が旺盛な「木」の人ですが、結婚するとパートナーに甘え、適度にリラックスすることを覚えます

 

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四柱推命・五行「木(き)」の仕事運・適職は?

四柱推命の五行「木」を持つ人は、真面目で誠実に物事にあたるため、コツコツと着実に仕事の成果を上げるタイプです。

上昇志向も高く、勉強家のため、未知の分野でもメキメキと頭角を現すでしょう。

むしろ、困難な環境やレベルの高い仕事こそモチベーションが上がるタイプです。

少しこだわりが強い面がありますが、人当たりがよく周りへのフォローもしっかりしているため、職場の人間関係は良好。

上司や周囲から厚い信頼を寄せられます。

ただ、小さい鉢に植えられた草木はそれ以上に大きくなれないように、厳しいルールや上下関係に縛られた環境では芽を出すことができません

そのため、プロジェクトのリーダーや単独作業など、自分の裁量で伸び伸びと仕事ができる方が持ち前の才能を十二分に発揮できるでしょう。

 

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四柱推命・五行「木(き)」の金運は?

四柱推命の五行「木」を持つ人は、そこそこの金運の持ち主です。

能力、上昇志向ともに人並み以上のため、稼ぐ力は十二分に備わっていますが、交際費にお金がかかってしまうタイプです。

とくに部下を持つと世話焼きな一面が顔を出し、奢る機会が増えます。

また、仕事でまとめ役を買って出ると、はりきって必要以上に経費をかけてしまうことも。

一流のものを求める傾向があるため、服装や身の回りのものにもお金をかける傾向があります。

しかしそれだけ出費が多くとも払えるだけの大きな収入があるというのも「木」を持つ人の特徴といえるでしょう。

リッチな人の元につくと自分もお金が貯まりやすくなります

四柱推命・五行「木(き)」の健康運は?

四柱推命の五行「木」を持つ人は、強い人に見えて実は繊細なメンタルの持ち主です。

感受性が豊かゆえに涙もろく、人の気持ちに左右されるところがあります。

「病は気から」というように、「木」を持つ人はまずメンタル面に注視する必要があるといえるでしょう。

「これくらい大丈夫」と軽視していると、ノイローゼや鬱に陥る危険性も。

また、五行の「木」は、体の「肝」となる肝臓とつながりが深いとされています。

お酒や甘味の取り過ぎを控えるなど肝臓を労わるようにすると、健康を維持できるでしょう。

 

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木の陽タイプ「甲(きのえ)」の性格は?

木の陽タイプの「甲」の人は、常に上を目指す向上心の塊のようなタイプです。

自然界でいうと天に向かって真っすぐ伸びる樹木にあたり、努力を重ねながらぐんぐんと成長をし、最終的に大成したり、人の上に立つ資質を秘めています

「甲」の人のいいところは、高い能力を持ちながらも最短距離を狙わず、確実に達成するために時間をかけて努力を重ねるところ

少し独断的な部分や頑固なところもありますが、面倒見の良さも相まって、リーダー役に抜擢されることが多いでしょう。

ただ、甘え下手なため人に頼ることができず、1人で問題を抱え込みがちなところが玉にキズといえます。

 

四柱推命・甲(きのえ)の意味|性格、相性、十二支別の特徴解説

 

木の陰タイプ「乙(きのと)」の性格は?

木の陰タイプの「乙」の人は、控えめながらも根性がある努力家タイプです。

「乙」は自然界でいうと草木にあたり、大木に巻き付いて上へ上るつる植物のように柔軟性と粘り強さに長けている人

踏まれるほど強くなる雑草のように、一見か弱そうにみえてたくましさとしたたかさがあります。

どんなに困難な場面に遭遇しても、状況に応じて臨機応変に自分を変えることができるのが「乙」の人のいいところ。

どちらかというとリーダーとして先頭に立つよりも、ナンバー2の立場から影の支持者として立ち回る方がうまくいきます

ただ、人の気持ちや周りの状況に敏感になり、自分を抑え込みすぎることがあります。

四柱推命・乙(きのと)の意味|性格、相性、十二支別の特徴解説

木と他の五行の相性を解説!

五行は、木(もく)・火(か)・土(ど)・金(ごん)・水(すい)の5つの要素から成り立っています。

それぞれの五行には独自の性質があり、組み合わせによって、互いに「助け合う関係(相生)」や「ぶつかりやすい関係(相剋)」に変化していきます。

以下では、木と他の五行との相性について解説していきます。

●「木」と「木」の相性は?

「木」と「木」は、波長が合い自然体でいられる組み合わせです。

同じ性質を持つ「木」同士は共通点が多く、また人当たりが良い性格のためホッとする居心地の良さを感じるでしょう。

ただ、お互い落ち着きのある関係を望むため、恋愛であればマンネリしやすい点も。

一緒に新しいことに挑戦するなど刺激を味わうと、より共感値が高まるでしょう。

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●「木」と「火」の相性は?

「木」と「火」は、互いが刺激となって実りを得る組み合わせです。

「火」が「木」を燃やす相生の関係で、一見お互いを食い合う悪い力関係に見えますが、「木」が持ち前のサポート力を発揮することで素晴らしいコンビネーション力を発揮することができます。

驚かされることもありつつも、「火」のふるまいは「木」にとって成長を促す刺激そのもの。

支え上手の「木」が「火」を押し上げることで、さらなる成果を上げることができるでしょう。

●「木」と「土」の相性は?

「木」と「土」は、補い合いながら世界を広げていく組み合わせです。

「木」が「土」の養分を吸収する相克の関係で、「木」の力が強まると「土」のパワーは弱まりますが、「木」が思いやりの心をもって「土」を大切にすると、互いの良さを生かし合うことができます。

自分にないもの、苦手・得意なものがほぼ正反対ですが、2人がタッグを組むことで凸凹を埋め、1人ではできなかったことができるようになります。

●「木」と「金」の相性は?

「木」と「金」は、よき助言者となれる組み合わせです。

「金(刃物)」が「木」を切る相克の関係で、「金」の力が強いと切れ味のある「金」の言動に「木」が傷つくことが。

しかし、「木」は「金(刃物)」によって余計な枝葉を剪定され綺麗な形に生まれ変わっていくように、「金」の忌憚ない助言が「木」の成長を促します。

たまに衝突はしつつも、己を磨く上で欠かせないパートナーとなるのがこの組み合わせです。

●「木」と「水」の相性は?

「木」と「水」は、支え合って飛躍的に成長する組み合わせです。

「水」が「木」を育む相生の関係で、「水」が向上心の高い「木」を手厚くサポートして、実力以上の成果を引き出すことができます。

「水」は生命を育む大海や恵みの雨のように生まれながらに献身的な性質を持つため、「木」を支えることが生きがいとなるでしょう。

ただ多すぎる水は根腐れをおこします。

「木」が甘えすぎず自立心を保つことが、バランスのいい関係を築くコツとなるでしょう。

命式に「木」が多い場合、ない場合の特徴は?

命式に「木」が多い場合、行動力は目を見張るものがありますが、考えが偏りがちに。

伸びすぎる枝を切り落とす刃物のように、自尊心が高くなりすぎるのを抑えるには「金」の存在が重要になります。

命式に「木」が少ない場合は、自我が弱まるので周りに振り回されやすくなったり、夢見がちになりやすくなります。

その分トゲが取れて温和になりますが、迷いやすい性格になります。

「木」の気持ちを察して支えてくれる「水」の存在があると不安も解消されやすくなるでしょう。

「乙巳」が命式にある著名人

【まとめ】木の人はこんな人!

高い向上心と強い信念で道を切り拓くリーダータイプ

知識やスキルを吸収するのが得意で、飲み込みが早い

・嘘や不正は許せない、一本気で真面目な性格

・途中で進路を変えることを嫌う、頑固な一面も

思いやり深く、人の役に立ちたい思いが強い

義理人情に厚く、涙もろい

・異性からの人気は高いが、パートナーに対する理想が高い

・いざ本命を前にすると奥手になるため、片思い期間が比較的長め

・プロジェクトのリーダーや単独作業など、自分の裁量で働ける仕事で才能を発揮できる

 

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