四柱推命・五行「土(つち)」の特徴は?性格・運勢・相性・恋愛を解説

四柱推命・五行「土(つち)」の特徴は?

四柱推命・五行「土」は、字の通り、山や大地、地球そのものを表します。

母なる大地のように他者を慈しむ優しさやぬくもり、そして育む力を持っています。

大地は常にその場にあってじっとしていて動きませんから、落ち着きや、どっしりと構えた悠然さから、周りからの信頼を得やすい性質があります。

その分保守的な傾向が強く、あまり冒険や挑戦を好みません。

どっしりと構えて物事にあたることから長期戦に強く、コツコツと取り組み、我慢強さがあります

ただ言い換えればしつこさや諦めの悪さがあり、ときに意固地さが現れることがあります。

季節で表すと、四柱推命の五行「土」は季節の変わり目を表す「土用」にあたります。

 

\あなたの五行は何?/

今すぐ占う(無料)

四柱推命・五行「土(つち)」の性格は?

四柱推命では、命式の五行をみることで、性格がわかります。

五行の「」の影響を特に強く受けるのは、日干(生まれた日の「十干」)が「」か「」かつ、日支(生まれた日の「十二支」)もしくは月支(生まれた月の「十二支」)に「」か「」、「」、「」がある人です。

「土」の性質を持つ人は、コツコツと物事に取り組んで大成していく粘り強い人です。

基本的に受け身な姿勢ながらも何事にも動じないたくましさがあり、母なる大地のように仲間を守ったり、育てたりする包容力があるのも特徴の1つ。

温和な人柄でどんな人にも優しく、自然と人の心を惹きつける魅力があります。

環境に合わせて柔軟に姿を変える土壌のように、周りに合わせて柔軟に対応したり、さまざまな場所に馴染んだりすることが得意です。

また、季節の変わり目である「土用」のように、人とのつながりや物事のつなぎ目に入り込むのも得意で、橋渡し役となることが多いです。

ただ「これ」と決めたことは損をしても貫く一本気なところがあり、わざわざ貧乏くじを引く苦労人な一面もあります。

四柱推命・五行「土(つち)」の恋愛傾向は?

「土」の性質を持つ人は、深い信頼で結ばれた心地よい愛を育みたいタイプです。

恋愛に対して堅実な考えを持っており、将来を視野に入れたうえで相手を選びます

優しく包容力があるため異性に好意を寄せられることが多いですが、恋には消極的なスタンスで、自分からは安易に誰かを好きになることがあまりありません。

もし誰かを好きになっても恋心をひっそりと秘めたまま静かに相手を見守りがち。

そのため片思い期間を長く経験する人が多いでしょう。

じっくり相手と信頼関係を築いてから心を許すタイプなので、長年の友人から恋に発展するケースが多いです。

ひとたび好きになると相手を一途に愛し、恋が実ったあともじっくりと愛を育んでいくため、関係が長続きする傾向があります。

四柱推命・五行「土(つち)」の結婚運は?

「土」の性質を持つ人にとって、恋愛は生涯を共にするパートナーを見つけるものです。

そのため、恋をするとそのまま結婚まで結びつけて考えます

一度交際すると長続きしやすいため、そのまま結婚に進むパターンが多いです。

人生の相棒であるパートナーとはなんでも共有し、分かち合いたいと考えています。

「喜びは二倍に、悲しみは半分に」をスタンスに、パートナーや家族に優しく寄り添います。

そのためお互いを思いやり合う、温かで明るい家庭を築く傾向があります。

家庭と仕事の両立もうまく、環境や状況に合わせて柔軟に対処できるでしょう。

\あなたの結婚運を四柱推命で占う/

今すぐ鑑定(無料)

 

四柱推命・五行「土(つち)」の仕事運・適職は?

「土」の性質を持つ人は、根気強く長期的なプロジェクトなど、目標に向かってコツコツと取り組む仕事に適性があります。

また、周りの変化を敏感に察したり、人と人と繋ぐ橋渡し役が得意なため、管理職やチームの補佐役が向いています。

温厚な人柄で柔軟にさまざまな人と接することができるため、チームの人間関係を良好に保つことができるでしょう。

仕事の取り組み方は大地のようにどっしりと腰を据えて行い、信念や行動が一貫していて安定しているので周囲からの信頼も厚いです。

生命を育む大地のように人に教え、育てることが得意なため、教師やトレーナーに適性があります。

また接客業にも向いており、特にホスピタリティを生かせる看護師やケアマネージャー、ホテルマンなどもおすすめです。

 

\あなたの仕事運を四柱推命で占う/

今すぐ占う(無料)

 

四柱推命・五行「土(つち)」の金運は?

「土」の性質を持つ人は、安定した金運の持ち主です。

1つのものを大切に扱う「土」の人は物持ちが良く、出費が少ない傾向があります。

経済観念が発達しているため、財布のヒモは固く、無駄遣いはしません。

くわえてコツコツと堅実に稼ぐ性分のため、収入が安定しており、貯蓄が順調に進むでしょう。

また、真面目に仕事に取り組んで人望を得て、信頼関係から財を生み出していくタイプです。

そのため人との関わりを大切にすると、自ずと金運もアップします。

聡明で手堅いため、お金の知識を身につけるとよりお金が貯まりやすくなります。

四柱推命・五行「土(つち)」の健康運は?

「土」の性質は、胃や腸などの消化器官に対応するとされています。

「土」の性質を持つ人は辛抱強い反面、なんでも1人で飲み込んでしまうため、気づかないうちにストレスを溜めやすい傾向があります。

ストレスは胃などお腹にきやすいため、無理をすると便秘や下痢、急性胃炎などに悩まされる人も。

粘り強さや包容力は「土」の性質を持つ人の長所ですが、ときには好きなことをしてうまくストレスを発散させましょう。

また、胃の荒れは口内炎など口にくることもあります。

 

\あなたの五行を調べる/

今すぐ確認(無料)

 

土の陽タイプ「戊(つちのえ)」の性格は?

土の陽タイプの「戊」の人は、頼もしい人気者のリーダータイプです。

あらゆる植物や動物を受け入れる大きな山のように、自然と人が集まる不思議な求心力があるのが「戊」の人

どんな人でも分け隔てなく接し受け入れる度量があります。

どっしりとした落ち着きのある物腰は安定感があるため信頼感があり、「戊」の人を頼る人は多いでしょう。

また、多くの人を束ね、先導する力があり、まとめ役として活躍することも多いです。

取り組み始めは慎重でゆっくりのペースですが、好きなことに対しては受け身にならず自分から動く積極性を見せます。

四柱推命・戊(つちのえ)の意味|性格、相性、十二支別の特徴解説

土の陰タイプ「己(つちのと)」の性格は?

土の陰タイプの「己」の人は、穏やかさの裏に芯の太さを持つ人です。

人懐っこい穏やかな性格で、誰とでも仲良くできるのが「己」の人の長所です。

また、雨や微生物などの養分を吸収して肥沃な大地になるように、人と接することで切磋琢磨して成長するのが「己」の人。

自分だけでなく、周りの人の成長も促す才能があります。

ただ、温和で落ち着いた人と思いきや、内面には激しいほどの熱や信念を持っています。

田んぼの土のように粘り気があり、一度決めたことに強く固執する傾向があります。

そのため時に周りからはわがままな人に映ることもあるでしょう。

四柱推命・己(つちのと)の意味|性格、相性、十二支別の特徴解説

木と他の五行の相性を解説!

五行は、木(もく)・火(か)・土(ど)・金(ごん)・水(すい)の5つの要素から成り立っています。

それぞれの五行には独自の性質があり、組み合わせによって、互いに「助け合う関係(相生)」や「ぶつかりやすい関係(相剋)」に変化していきます。

以下では、土と他の五行との相性について解説していきます。

●「土」と「木」の相性は?

「土」と「木」は、切磋琢磨して互いに成長していける組み合わせです。

「木剋土」といい、木が土の養分を吸収する相克の関係です。

「土」のサポートにより、「木」が一層高く成長して、想定以上の大きなことを成し遂げることができます。

ただ、「木」の立場が強くなってしまうと、支える側の「土」が疲弊してしまうことも。

思いやる気持ちを忘れなければ、持ちつ持たれつの良い関係がキープできるでしょう。

\四柱推命であの人との相性は?/

今すぐ占う(無料)

●「土」と「火」の相性は?

「土」と「火」は、刺激し合って高め合う組み合わせです。

「火生土」といい、火が燃えて灰が養分として土に還る相生の関係です。

「火」の豊かな発想力や感性、そして瞬発力は、「土」にとってとても勉強になるもの。

また、「土」の粘り強さや包容力は、目標に向かって突き進む「火」の貴重な助力となります。

2人がタッグを組めば、目を見張るような速さで目標が達成できるでしょう。

●「土」と「土」の相性は?

「土」と「土」は、一番の理解者として協力できる組み合わせです。

同じ五行を持ち、性質が高まる比和の関係です。

「土」同士なら相手を思いやり、粘り強い取り組みで安定した成果を上げることができるでしょう。

ただ、周りに譲るところがあるため、どちらも遠慮をしていざという時の行動力が落ちることも。

どちらかが引っ張る役目を担うと、スムーズに進むでしょう。

●「土」と「金」の相性は?

「土」と「金」は、土の助けで金の才能が花開く組み合わせです。

「土生金」といい、土を掘って金を得る相生の関係です。

勤勉で努力家の「土」の知識を「金」が吸収することで、才気溢れる「金」が大きく育ちます。

「金」は繊細な一面がありますが、教え上手な「土」なら上手に付き合っていけるでしょう。

ただ、「金」の立場が強くなると、金が多く産出された土が穴ぼこだらけになるように、「土」が脆く疲弊してしまいます。

ある程度自立することが、良い関係を続けるコツです。

●「土」と「水」の相性は?

「土」と「水」は、支え合い心地よい関係を築ける組み合わせです。

「土剋水」といい、土が水を汚す相克の関係です。

「土」は恵みの雨で潤うように、「水」と一緒にいると精神的な充足感を得られるでしょう。

「土」も持ち前の献身性で「水」を支えます。

ただ大量の雨は土砂崩れを引き起こすように、「水」の影響力が強くなると控えめな「土」がさらに引っ込んで才能を発揮しにくくなります。

命式に「土」が多い場合、ない場合の特徴は?

命式に「土」が多い場合、意思が強固になり、頑固さが目立つようになります。

また保守的な面が強くなり、古きルールや伝統を固辞したり、周りを振り回すわがままな一面が濃くなります。

逆に命式に「土」が少ない場合は、自信が乏しく、消極的になります。

悩みや負担を1人で抱えてストレスを貯めがちに。

しかし諦めは悪く、ねちっこさが表に出やすくなります。

【まとめ】火の人はこんな人!

・コツコツと物事に取り組んで大成していく粘り強い人

・落ち着きがあり、何事にも動じないたくましさがある

温和でどんな人にも優しく、自然と人を惹きつける人柄

・基本的に受け身だが周りに合わせて柔軟に対応したり、馴染んだりすることが得意

・頑固で一度決めたことは損をしても貫く苦労人

深い信頼で結ばれた心地よい愛を育む

・将来を見据えて相手を選ぶ堅実的なタイプ

・長期的なプロジェクトなど、目標に向かってコツコツと取り組む仕事に適性がある

 

\四柱推命で詳しく占いたい方はこちら/

あなたの命式を無料で占う

 

↓↓↓十干についてはこちら↓↓↓

甲(きのえ) 乙(きのと)
丙(ひのえ) 丁(ひのと)
庚(かのえ) 辛(かのと)
戊(つちのえ) 己(つちのと)
壬(みずのえ) 癸(みずのと)