目次
丙申(ひのえさる)とは?
丙申は、「情に厚く人に尽くしていく」という性質があります。
「丙」は「燃え盛る太陽」を表す十干で、「強い輝き」や「ダイナミックさ」、「愛情深さ」を示します。
太陽が地上のあらゆるものを等しく照らすように、誰に対しても分け隔てなく愛情を注ぐと解釈することができます。
「申」は「動物の猿」や「秋の始まり」を表す十二支で、「臨機応変さ」や「器用さ」を示します。
よって、両方の性質を組み合わせた「丙申」は、秋の始まりに高くのぼり、さんさんと輝く太陽のような干支で、周りの人を献身的に明るく照らしながら、フットワーク軽く器用に行動するイメージを持ちます。
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「丙申」の人の性格や特徴は?
「丙申」の人は、秋の始まりの太陽のように明るく、軽やかに動き回るアクティブなタイプです。
周りをパッと明るくする華やかさがあり、みんなを前向きな気持ちにさせる活力を感じさせます。
好奇心が非常に旺盛で、気になったものにすぐ飛び込んでいく度胸とバイタリティがあります。
楽しいことや刺激的なことが大好きで、何か自分の心を惹きつけるものはないかといつも心のアンテナをたてているのが「丙申」の人。
そのため次に流行るものや最先端の技術やファッションなど、時流を読むことが得意です。
新しいものを積極的に取り入れる柔軟性とフットワークの軽さは、自由な思考力にも繋がっています。
常識や慣例に捉われない発想力で、大きな理想を形にしていく力があります。
「丙申」の性格や特徴①【周りを明るくするムードメーカー】
「丙申」の人は、照り輝く太陽のように、カラッと明るい性格です。
楽しいことが大好きで、たとえ嫌なことや面倒なことにぶつかって逃げられない状況に置かれても、「なんとか楽しくならないか」「居心地のいい場所に変えられないか」と前向きに考え改革していける人。
そんな「丙申」の人の前向きな姿に、元気をもらっている人も少なくないでしょう。
「丙申」の性格や特徴②【枠にとらわれない自由な発想力】
自由で柔軟な発想力が「丙申」の人の魅力の1つ。
「こうでなくてはならない」という無意識の縛りがないため、他の人が思いつかないような独創的なアイデアをポンポンと生み出すことができます。
ただし、気持ちが先行しすぎると、自由に振舞いすぎて周りを振り回してしまうことも。
最初にゴールを決めておくと、それを軸にして建設的な行動がとりやすくなるでしょう。
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「丙申」の性格や特徴③【好奇心旺盛で時流を読むのが得意】
「丙申」の人は、ジャンルを問わずさまざまなことに興味を示し、臆せずなんでも挑戦するフットワークの軽さが強みです。
「丙申」の人は行動力が人一倍あり、興味のアンテナが反応したらいてもたってもいられず、すぐに飛びつきます。
そうして得た知識や技術を、次の仕事や新しいアイデアの創造に生かしています。
「丙申」の人の強い好奇心は、豊かな実りを得ることに繋がっているといえます。
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「丙申」の女性が持つ特徴は?

「丙申」の女性には、明るく素直で快活という特徴がみられます。
幅広いジャンルに興味を持ち、積極的にいろいろな経験を重ねていきます。
「女性だから」と縛られることはなく、興味が向いたら1人で世界へ飛び出すことも。
器用で要領がいいので、難しいこともサクッと片付けて目標に近づくことができます。
また「丙申」の女性は社交的で、いろいろな人と仲良くなれるタイプです。
屈託のない明るい笑顔と愛嬌に、多くの人が惹かれるでしょう。
基本的にフットワークが軽いので、一般的に健康的な体型を持つ人が多く、軽やかな動きを重視したスポーティーな服装を好む傾向があります。
「丙申」の男性が持つ特徴は?
「丙申」の男性には、柔軟な頭脳と度胸を持つ器用な人という特徴がみられます。
物事の本質を掴むのがうまく、何事も要領よくサクッとこなすことができるのが「丙申」の男性。
本当は難易度の高いことをしていても、器用な「丙申」の男性がしていると、とても簡単そうに映るでしょう。
そんな持ち前の器用さと、大事なことを決断する度胸、トラブルを解決する聡明な頭脳を駆使して、自分の夢や目標に突き進んでいきます。
そんな「丙申」の男性の姿に勇気づけられる人は多く、自らの行動で周りにいい影響を与えることができるのが、「丙申」の男性の特徴です。
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「丙申」の人の恋愛傾向は?
「丙申」の人は、恋人と喜びを共有したいタイプのため、明るく楽しいお付き合いを望みます。
そのため、異性としての魅力よりも、共通の趣味があったり、一緒に盛り上がれる人に惹かれる傾向があります。
出会いの場所は合コンなどの恋愛の場よりも、趣味やエンターテイメント系の場などが多いでしょう。
そして「この人とはウマが合いそう」と思ったら、持ち前の直感力と社交術で相手の心を掴みに行きます。
「丙申」の人は明るく活発な性格からモテやすいため、告白される機会も多いでしょう。
お付き合いが始まると、面倒見の良さを発揮して相手に尽くしつつ、自分もちゃっかり相手に甘えて癒してもらい、バランスの良い関係を築きます。
「丙申」の人の結婚傾向は?
「丙申」の人は、平均的な婚期よりも少し遅めの時期に結婚した方が結婚生活が安定します。
「丙申」の人はフットワークが軽い反面、少々移り気なところがあるため、出会ってすぐに結婚したり、精神的に成熟していない若いうちに結婚をすると失敗をする可能性があります。
相手選びにじっくりと時間をかけると、長く安定した結婚生活を送ることができるでしょう。
ただ、自分が良くても周囲が反対する相手はやめておきましょう。
「丙申」の人の場合、周りが認めない恋は破綻しやすい傾向があります。
また、刺激を求める性格なので、家庭に収まると退屈して火遊びに走る恐れが。
結婚後も仕事を続けた方が充実感も得られて生活が安定します。
「丙申」の人の仕事運・適職は?
「丙申」の人は時流を読むのがうまく、最先端のものやこれから流行るものに敏感なため、エンターテイメント関係や広告・広報関係、イベントプランナー、企画といった職業に適性があります。
日々忙しなく移り変わる情報を追いかける方が、楽しみながら仕事に取り組めます。
また、多くの人を魅了する明るさや社交性を生かし、サービス業や飲食業、営業といった人に関わる仕事もおすすめです。
自由で豊かな想像力を生かし、音楽関係や作家、イラストレーターなど芸術方面で活躍する人も。
「丙申」の人は頭の回転が早く器用なため、どんな仕事でも人並み以上の成果をあげることができるでしょう。
「丙申」の人の金運は?
「丙申」の人は、移り気な性質を反映するように金運がアップダウンしやすい傾向があります。
「丙」はお金を表す象意である五行の「火」ですから、もともと強い金運を持っています。
しかし、うまく時流にのっかっている時は調子がいいのですが、楽しいが先行して周りが見えていないと自己投資でなく無駄遣いになって、大金を失ってしまうことも。
衝動買いもよくするため、入ってくるお金はそこそこ多いものの、出ていく分もかなり多くなります。
また収入が変動的なケースが多く、堅実な貯蓄は少し難しい傾向があります。
ただ、困っていたら手を差し伸べてくれる人がいる運勢を持っているのも「丙申」の人の特徴。
そのため経済的なピンチを迎えることはあまりないでしょう。
「丙申」の人との相性の良い六十干支は?
丙申 × 乙巳(きのとみ) |
丙申 × 甲子(きのえね) |
丙申 × 壬辰(みずのえたつ) |
\四柱推命であの人との相性は?/
「丙申」と「乙巳(きのとみ)」の相性は?
「丙申」と「乙巳」は天地徳合と呼ばれる最高の相性の組み合わせです。
どちらも高い社交性と柔軟性を持つため、相手を優しく受け入れながら、明るく楽しい関係を築くことができます。
また、「乙巳」の豊かな感性は、好奇心旺盛な「丙申」を刺激します。
そこからインスピレーションが生まれ、今までにない新しいものを生み出すことができるでしょう。
「丙申」と「甲子(きのえね)」の相性は?
「丙申」と「甲子」は足りない部分を補い助け合える組み合わせです。
「丙申」は飛ぶ矢のごとく動き回る行動派なのに対し、「甲子」は冷静沈着で落ち着きのあるタイプ。
一見正反対で相容れないように思われますが、ヒートアップした「丙申」を「甲子」がうまく抑える役目を負ってくれます。
反対に、内向的な「甲子」を、ニーズを察知するのがうまい「丙申」がさりげなくフォローするなど、持ちつ持たれつの関係で上手に支え合えることができるでしょう。
「丙申」と「壬辰(みずのえたつ)」の相性は?
「丙申」と「壬辰」は相互補完のベストパートナーになれる組み合わせです。
「丙申」は物静かで他人にいいように使われることがある「壬辰」を、持ち前の社交性を生かしてかばい、助けます。
そして、人をサポートするのが得意な「壬辰」は、つい熱中して周りが見えにくくなりがちな「丙申」をクールダウンさせつつ、嫌な気がしないよう上手に持ち上げることができます。
「丙申」の人との相性のあまり良くない六十干支は?
丙申 × 甲寅(きのえとら) |
丙申 × 壬辰(みずのえたつ) |
丙申 × 丙寅(ひのえとら) |
\四柱推命で占うあの人との相性/
「丙申」と「甲寅(きのえとら)」の相性は?
「丙申」と「甲寅」はギスギスしやすい組み合わせです。
「丙申」はヒートアップすると周りが見えなくなりますが、基本的にはコミュニケーション能力が高く、みんなの意見を聞いて物事を進めていくタイプ。
対して「甲寅」は我が道を突き進むタイプで、譲れないことには他人の意見に耳を貸さないところがあります。
お互い行動の指針や考え方が異なるため、何かをやろうとするたびにぶつかりやすいでしょう。
「丙申」と「壬辰(みずのえたつ)」の相性は?
「丙申」と「壬辰」は徐々に縁が切れていく組み合わせです。
「丙申」と「壬辰」は最初は気が合うため相性の悪さを感じにくいのですが、どちらも自由人で移り気なタイプのため、だんだんとチグハグになり、しっくりこなくなってきます。
また、「壬辰」は普段は大らかですがときに荒々しい態度をとることがあるため、「丙申」は理不尽に振り回されて疲れを感じやすいでしょう。
「丙申」と「丙寅(ひのえとら)」の相性は?
「丙申」と「丙寅」は衝突が絶えない組み合わせです。
「丙申」と「丙寅」はどちらも快活で自分の意見をしっかり持っているタイプ。
一見意気投合して協力し合いそうですが、「丙寅」の1番を目指すトップ志向が、やり手の「丙申」をライバルとして認識しがちに。
「丙申」も言いたいことはズバッというタイプなので、どちらも引かず、ケンカに発展しやすいでしょう。
「丙申」が命式にある著名人
勝地 涼 坂上 忍 柴田 理恵 藤本 美貴 柳葉 敏郎 山﨑 賢人 |
【まとめ】「丙申」の人は、こんな人!
・明るく、軽やかに動き回るアクティブなタイプ
・楽しいことが大好きで、辛いことも楽しくなるよう工夫ができる
・好奇心旺盛で、あらゆるものに興味を示す
・刺激的なものをキャッチするアンテナの感度が鋭く、時流を読むのが得意
・周りをパッと明るくするムードメーカー的存在
・常識や枠にとらわれない自由な発想力でさまざまなものを形にしていく
・恋人と喜びを共有したいタイプで、明るく楽しいお付き合いを望む
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甲(きのえ) | 乙(きのと) | |
丙(ひのえ) | 丁(ひのと) | |
庚(かのえ) | 辛(かのと) | |
戊(つちのえ) | 己(つちのと) | |
壬(みずのえ) | 癸(みずのと) |