目次
乙卯(きのとう)とは?

乙卯は、「安定感を持って上に伸びていく」という意味があります。
「乙」は「草花」のなかでもツタやツルをのばす植物を表す十干で、性質の意味としては「柔軟性」や「粘り強さ」を示します。
「卯」は「動物の兎」や「春のピーク」を表す十二支で、性質の意味としては「従順」や「温厚」、「飛躍」を示します。
「乙卯」は、しなやかに成長していく春のピークの草花のように強い意思と粘り強さ、豊かな感性を持って世界を切り拓いていくイメージを持ちます。
一見小さな草花のように繊細ですが、その根はしっかり地中に張って安定しているように、たくましさを伴っているのが特徴です。
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「乙卯」の人の性格や特徴は?

「乙卯」の人は、いつでもポジティブシンキングな元気印タイプです。
人懐っこく、どんな人にも温かく接し、夏のまばゆい光のようにまわりを明るく照らし、元気づけます。
そのため、みんなをまとめ上げるポジションに自然とつくことが多いでしょう。
また、好奇心が旺盛で、未知の分野にも「やってみよう!」と積極的にチャレンジできるのが「乙卯」の人。
どんな困難なことにも目をキラキラさせて情熱的に進めていく一方、まわりとの協調性を大切にしながら、綿密な計画を立てて着実に物事を進めていきます。
また、聡明で実務能力が高く、数字に強いのが「乙卯」の人の特徴。
何でもサクサクと手際よく片付けていきます。
一方で感受性が強く、多くのものを感じとってセンチメンタルな気分になることがあります。
「乙卯」の性格や特徴①【元気で人懐っこい】
「乙卯」の人は、元気で人懐っこく、非常に社交的な性格です。
誰にでもウェルカムな姿勢で、声をかけられたらどんな時でも嫌な顔をせず、その人に真っすぐに向き合います。
また面倒見も良く、頼られたら何でも快く引き受けるのも「乙卯」の人が愛される理由の1つ。
そのため、「この人と一緒にいたい」「この人についていきたい」と思われ、多くの人から慕われています。
「乙卯」の性格や特徴②【優れた実務能力の持ち主】
「乙卯」の人は、フットワーク軽く大胆に物事にチャレンジする一方で、頭脳明晰で実務能力に長けているという特徴があります。
勢いで物事を進めることはなく、状況を分析し、綿密な計画を立てて堅実に進めていきます。
数字に強く、合理的な視点で最適解を導き出すのが得意。
サクサク片付けていくため、いわゆる“仕事がデキる人”が多いイメージです。
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「乙卯」の性格や特徴③【センチメンタル】

「乙卯」の人は、感性や情緒が豊かなため、ときにセンチメンタルな状態になることがあります。
他の人よりも1つのことから多くのものを感じとっているので、共感・共鳴する気持ちが大きく、それが心を揺さぶる原因になることもあります。
しかし、元来前向きで無邪気な性格なので、時間が経てば1人でメンタルを立て直してまたいつもの調子を取り戻せます。
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「乙卯」の女性が持つ特徴は?

「乙卯」の女性には、愛らしさとエネルギッシュさを持つ人という特徴がみられます。
周りの人を思いやりながら、多くの協力を得て大きなことを成し遂げていく人。
ただ、周りに気を配るあまり、自分の本心を見せるのは少し苦手なところがあります。
身体的には、パンツスーツが似合うような、スマートでかっこいい女性が多い傾向があります。
人目を惹く魅力があり、持ち前の美的センスで洗練されたファッションに身を包むおしゃれさんが多いでしょう。
一目で「デキる人」を感じさせるきらめきがあり、周りの目を強く惹きつけるでしょう。
「乙卯」の男性が持つ特徴は?
「乙卯」の男性には、フレッシュなリーダータイプという特徴がみられます。
いくつになっても瑞々しい若々しさがあるのが「乙卯」の男性。
年を重ねても冒険心を忘れず、心の向くまま生きていく少年のようなピュアさがあります。
それでいて聡明で頭の回転が早く、周りの人を笑顔にさせるような心配りができるのが「乙卯」の男性のすごいところ。
人脈からチャンスを得、大成功する運の持ち主です。
身体的には、どこかワイルドさを感じさせる、オシャレな人が多い傾向があります。
持ち前のセンス力で独自のスタイルを確立させ、周りから注目されている人が多いでしょう。
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「乙卯」の人の恋愛傾向は?
自然と人目を惹きつける「乙卯」の人は、何もしなくても告白されることが多いくらいモテるタイプ。
ただ、いろんな人と接点がある分、アプローチしてくれる人が好みではないことが多いのですが、ひとまずお付き合いをして相性をみてみようとする傾向があります。
ただし、本命を前にすると弱腰に。
ウブな面が強く出て、うまくしゃべれないうちに「脈なし」と勘違いされてチャンスを逃すことも。
お付き合いが始まれば、持ち前の包容力をもってパートナーに尽くします。
ただ、好奇心旺盛な面が強まると、仕事に夢中になってパートナーを放ったらかしにしてしまったり、火遊びに手を出してしまいがちなので要注意。
人付き合いを大切にするタイプのため、同僚や友人など近しい関係から恋に発展するパターンが多いでしょう。

「乙卯」の人の結婚傾向は?
好奇心旺盛な「乙卯」の人は、仕事や趣味に没頭しやすいため、男女ともに適齢期の真ん中あたりから少し遅れた時期に結婚する傾向があります。
ただ、相手選びに失敗をすると離婚に発展しやすいため、婚期が遅れたとしても相手選びに時間をかけた方がよいでしょう。
男女ともに結婚後も仕事や趣味を続けていきたいタイプのため、共働きや家事育児の分担に協力してくれる人と相性がよいです。
また、結婚をすると仕事運や金運がアップする運の持ち主のため、仕事一筋の人も一旗揚げたいのなら結婚がおすすめ。
家族サービスの時間を持つことも忘れないようにすれば、円満な家庭が築けるでしょう。

「乙卯」の人の仕事運・適職は?
「乙卯」の人は、高みを目指して大きく成長できる人です。
向上心が強いため、「自分の力がどこまで通用するか試したい」と思うことが多いでしょう。
そのため、収入が安定していても規模の小さな仕事や、変わり映えのないルーティーンワークだとモチベーションが保てないことも。
持ち前の高い感性やセンスを生かせる画家やデザイナーなどの芸術系の仕事や、ユーモアとポジティブシンキングを生かせる芸能界関係、高い実務能力を生かせる会計士や税理士などが向いています。
フットワークの軽さや得意な人脈作りを活かして、日本から飛び出し、海外で華々しく活躍する人もいるでしょう。

「乙卯」の人の金運は?
「乙卯」の人は、手堅い金運を持つ、大器晩成型です。
「乙卯」の人は高みを目指して年々成長していくタイプ。
そのため若いうちは下積みを経験する人もいますが、年を重ねるごとに実力・地位とともに運気が上がっていき、中年期以降に開花します。
粘り強さと向上心の高さが、未来の成功と金運に繋がっているといえるでしょう。
数字に強いため、お金の管理も得意。
もともと無駄遣いはしないタイプで、必要なものと不要なものを選別する能力に長けているので蓄財の才があります。
そのままコツコツ頑張れば未来も財運も拓けていきますが、お人好しな一面があるため、交際費で浪費しないようにだけ気をつけましょう。

「乙卯」の人との相性の良い六十干支は?
| 乙卯 × 庚戌(かのえいぬ) |
| 乙卯 × 辛未(かのとひつじ) |
| 乙卯 × 乙亥(きのとい) |
\四柱推命であの人との相性は?/
「乙卯」と「庚戌(かのえいぬ)」の相性は?
「乙卯」と「庚戌」は深い信頼関係を築ける組み合わせです。
「乙卯」と「庚戌」は共通点が多く、考えを理解し合える、天地徳合と呼ばれる最高の相性です。
「庚戌」の不屈の根性や自分の意志を持っていることを「乙卯」は頼もしく感じ、「庚戌」は「乙卯」の行動力や思いやり深さに「信頼できる人」と、お互いのことを心から信頼することができるでしょう。
「乙卯」と「辛未(かのとひつじ)」の相性は?
「乙卯」と「辛未」は持ちつ持たれつで助け合える組み合わせです。
「乙卯」の求心力やリーダーとしての素質は、「辛未」からすると憧れのものであり、支えついていきたいと思えるでしょう。
一方で、「辛未」の人が持つ堅実さや長期戦に強い粘り強さは、物事への取り組み方が自分と通じる部分があると「乙卯」は感じ、自然と敬意を抱くでしょう。
互いの力を認め、支え合える相性の持ち主です。
「乙卯」と「乙亥(きのとい)」の相性は?
「乙卯」と「乙亥」は同じ目標に向かって進んでいける組み合わせです。
着実に物事を進めていく「乙卯」と、柔軟に物事を進めていく「乙亥」は、まさに堅実性と柔軟性を掛け合わせた理想のパートナー。
目標に向かってひたむきに進んでいくところも共通点です。
また、お互い協力的なタイプなので、自分の力を惜しみなく提供して助け合っていけるでしょう。
「乙卯」の人との相性のあまり良くない六十干支は?
| 乙卯 × 丁酉(ひのととり) |
| 乙卯 × 庚子(かのえね) |
| 乙卯 × 癸酉(みずのととり) |
\四柱推命で占うあの人との相性/
「乙卯」と「丁酉(ひのととり)」の相性は?
「乙卯」と「丁酉」は噛み合いにくさを感じやすい組み合わせです。
「乙卯」は仲良くしたいと近づいていきますが、人と人との距離感は適正に保つべきという考えを持つ「丁酉」は、それを見ると一歩引くようなタイプ。
また、「丁酉」は短距離ランナータイプで根気に欠けるところも、ツタのような粘り強さのある「乙卯」にとっては理解しにくいでしょう。
ただ頭脳派の「乙卯」が計画立て、感性派の「丁酉」がアイデア出しと分担をすれば、素晴らしい仕事が仕上がりそうです。
「乙卯」と「庚子(かのえね)」の相性は?
「乙卯」と「庚子」は物事の取り組み方が異なる組み合わせです。
「乙卯」は腰を据えてじっくりと物事に取り組むのに対し、「庚子」は落ち着いているように見えて実は短期決戦派で諦めが早いところがあります。
物事の進め方が異なるため反りの合わなさを感じやすいですが、どちらも頭脳明晰で人を引っ張っていく力があるため、うまく力を合わせれば大きなことを成し遂げられる可能性もあります。
「乙卯」と「癸酉(みずのととり)」の相性は?
「乙卯」と「癸酉」は互いに譲らず衝突しやすい組み合わせです。
「乙卯」は陽気な性格で積極的に人に関わっていくのに対し、「癸酉」はフワッとしていて自分の本心を見せたがらない人。
そんな正反対な2人ですが、我が道を譲らないところは共通しているので、喧嘩が起こりがち。
ただ地に足の着いた現実的な考え方は同じなので、じっくり話し合えば理解が深まるはずです。
「乙卯」が命式にある著名人
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上地 雄輔 オノ・ヨーコ 柴咲 コウ 豊川 悦司 萩本 欽一 山田 花子 |
【まとめ】「乙卯」の人は、こんな人!
・元気で人懐っこく、非常に社交的な性格
・いつでもポジティブシンキングな元気印
・慕われやすく、自然とチームのまとめ役を任されることが多い
・未知の分野にも果敢にチャレンジする好奇心旺盛なタイプ
・聡明で実務能力が高く、数字に強い
・じっくりと計画を立て、着実に物事を進めていく
・感性や情緒が豊かなため、ときにセンチメンタルな状態になる
・何もしなくても告白されることが多いくらいモテるタイプ
・本気の恋には初心な面が強く出て、消極的になりがち
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| 甲(きのえ) | 乙(きのと) | |
| 丙(ひのえ) | 丁(ひのと) | |
| 庚(かのえ) | 辛(かのと) | |
| 戊(つちのえ) | 己(つちのと) | |
| 壬(みずのえ) | 癸(みずのと) |





