四柱推命|庚戌(かのえいぬ)の性格や特徴とは?恋愛・相性も解説

庚戌(かのえいぬ)とは?

庚戌は、「礼儀正しい勤勉家」という意味があります。

「庚」は「刃物」や「鉄」、「宝石の原石」などの金属を表す十干で、性質の意味としては「鋭さ」や「強靭さ」、また研磨して切れ味鋭い刃物やきらめく宝石になることから、「内に秘めた輝き」を示します。

「戌」は「犬」や「秋の終わり」を表す十二支で、性質の意味としては「勤勉」や「努力家」、「安定」や「穏やかさ」を示します。

「庚戌」は、秋の終わりの刀・鉱物ような干支で、静かに自分の役割を全うする強固な意志と頼もしさをもつイメージになります。

 

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「庚戌」の人の性格や特徴は?

「庚戌」の人は、落ち着きのなかに鋭い意志と才能を秘めた人です。

誰に対しても優しく、礼儀正しいので、年上からも年下からも尊敬されるような人。

物静かなので内向的に見られがちですが、芯の強さを隠し持っています。

困難や逆境に強く、ほかの人が放り出すようなことでも「庚戌」の人ならめげずにやり遂げるでしょう。

辛抱強く努力を積み重ねる人ですが、決してまわりに頑張っているアピールすることはありません。

いつの間にか完成度の高い作品や企画書を作ってきたり、難易度の高い資格を取得していてビックリされることが多いでしょう。

また、温厚に見えますが、実は研ぎ澄まされた牙を持っているのが「庚戌」の人。

正義感も強く、譲れない・負けられないと思ったことに対しては高い攻撃力をみせます

「庚戌」の性格や特徴①【静かにみんなを見守る人】

「庚戌」の人は、後ろから優しくみんなを見守っているような人です。

話している人の意見を静かに聞き入れているのがいつものスタンス。

よくまわりを見ており、いさかいが起きそうになったり、空気が悪くなったら場の空気を和らげるアクションがとれる人です。

みずから表舞台に出たり、率先してみんなを引っ張ることはしませんが、まさに影の調整役といえるでしょう。

「庚戌」の性格や特徴②【不屈の精神の持ち主】

「庚戌」の人は、不屈の精神の持ち主です。

物静かでいつもみんなに譲っている「庚戌」の人ですが、ここぞという時には決して折れないたくましさを持っています。

たとえみんなが諦めるような辛い状況に陥っても、「庚戌」の人だけは苦を口にせず、淡々とやり遂げるでしょう。

それをまわりにアピールすることもないので、いつの間にかすごいことをやり遂げてまわりをギョッとさせることも珍しくありません。

 

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「庚戌」の性格や特徴③【秘めた攻撃力】

「庚戌」の人はいつも落ち着いていますが、一転して高い攻撃力を他人にみせることがあります。

それは、不正や欺瞞を見つけた時と、理屈に合わないことに遭遇した時

それまでの穏やかな言動から豹変して、非常に攻撃的な言動で攻め立てるようなことがあります。

さらに、我慢のキャパシティーが広い分、1度怒った相手に対してはそれきりで見限り、二度と関わろうとしない冷徹な一面もあります。

 

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「庚戌」の女性が持つ特徴は?

「庚戌」の女性には、穏やかさと高い向上心を併せ持つ人という特徴がみられます。

誰に対しても優しく柔らかな「庚戌」の女性ですが、自分が「やる」と決めたことに一貫して進んでいく強さを持ちます。

やるべきことに対してはとてもスピーディーで、脇目もふらずパパっと片付けてしまいます。

ただ、少し変わったマイルールを持っていて、それが自分なりの生活のメリハリのつけ方や気持ちの切り替え方になっているという人もいます。

身体的には、目立たない落ち着いた装いをしつつも、にじみ出る上品さが隠し切れないといったお嬢様のようなタイプが多いでしょう。

「庚戌」の男性が持つ特徴は?

「庚戌」の男性には、貢献心に溢れる寡黙な人という特徴がみられます。

礼儀正しく、粛々とやるべきことをやり、精進していくような、誠実で器の大きい人

口数が少ないので最初はとっつきにくさを感じるかもしれませんが、心を開いて相手にはピュアでかわいらしい一面を見せます

そのギャップに男女問わずキュンとくる人も多いはず。

また、とても献身的で、人から頼まれたことは自分を犠牲にしてでも張り切ってこたえようとします。

身体的には、渋みを感じさせる大人の佇まいで、目下の人からは憧れの先輩として密かな人気を集めていることが多そうです。

 

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「庚戌」の人の恋愛傾向は?

「庚戌」の人は寡黙な人柄で本人は恋愛に基本的に積極的ではないものの、まわりが放っておかないというモテタイプです。

穏やかで優しく、信頼できる大人のふるまいに密かに酔いしれる人は多いでしょう。

あまり自分の意見や気持ちを表に出す人ではありませんが、自分が惚れこんだ相手には猛アタックするような積極的な一面もあります。

結ばれた相手とは誠実に向き合い、持ち前の思いやりと献身性で一途に愛情を注ぎ続けます

休日の予定も趣味も、何もかも相手に合わせてあげることが多いでしょう。

ただ、そのひたむきな愛情と献身が、受け取り手によっては重いと感じてしまうことも。

悪い相手にひっかかると、都合のいい人になりがちなので気をつけましょう。

「庚戌」の人の結婚傾向は?

異性に人気のある「庚戌」ですが、婚期は適齢期よりも少し遅めになる傾向があります。

「庚戌」の人は普段は他人に譲ってばかりですが、こと相手選びとなると慎重かつ厳しくなります。

「絶対にこの人!」と思えるような理想の相手を探し求めるため、どうしても婚期は遅れがち。

しかし、「庚戌」の人は第一印象やスペックなど上辺で判断すると離婚しやすい運の持ち主なので、遅くなっても相手選びには時間をかけるようにしましょう。

結婚後もパートナーに一途に尽くし、愛情にあふれた家庭を築きます。

ただ気まぐれな一面があり、たまに相手に無関心な態度をとってパートナーの不安をあおることがあるので気をつけましょう。

「庚戌」の人の仕事運・適職は?

「庚戌」の人は、コツコツと時間と労力をかけて自分の理想を実現する長距離ランナータイプです。

そのため、時間をかけて作り上げる大きなプロジェクトや、新規の商品開発、大規模な都市開発、伝統工芸品などの職人といった仕事に適性があります。

目標が高く、世のため人のためになることほどモチベーションが上がり、情熱的に打ち込むでしょう。

また、献身性を生かして人に関わる仕事もおすすめです。

相手のことを丁寧にくみ取る細やかさや、聞き上手を生かせる、カウンセラーや教師、看護師などが向いています。

「庚戌」の人の金運は?

「庚戌」の人は、着実に財を築いていく金運の持ち主です。

「庚」は五行の金の性質を持つため、生まれつきお金と縁深い方。

「庚戌」の人の場合は仕事で稼ぐ力が強く、恵まれた才能と粘り強さで階段を上るようにキャリアを積んでいきます。

そうして年を重ねるごとに収入が上がっていき、晩年には大きな財を築いているでしょう。

ただ、急な成長や一攫千金を狙うのはNG

焦って雑な仕事をしたり、うまい儲け話には乗らないように注意してください。

焦らずコツコツと積み重ねていくことが、成功への近道です。

「庚戌」の人との相性の良い六十干支は?

庚戌 × 乙卯(きのとう)
庚戌 × 庚午(かのえうま)
庚戌 × 癸卯(みずのとう)

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「庚戌」と「乙卯(きのとう)」の相性は?

「庚戌」と「乙卯」天地徳合と呼ばれる最高の相性の組み合わせです。

「庚戌」はまわりの人を見守り、尽くして支える人。

対して「乙卯」は多くの人をまとめ上げる力を持った、強いリーダーシップの持ち主です。

支える「庚戌」と導く「乙卯」は、まさに長所とやりがいが一致する相手。

タッグを組めば、どんな困難な場面も乗り越えられるほど推進力が増すでしょう。

「庚戌」と「庚午(かのえうま)」の相性は?

「庚戌」と「庚午」心地よく長い付き合いができる組み合わせです。

「庚戌」と「庚午」はどちらも物静かで達観しており、みんなを後ろで見守りながら支える影の調整役です。

見ているもの、考えていることが同じため息が合い、一緒に静かにお茶を飲むような心地よいお付き合いができるでしょう。

他人への配慮を欠かさない気遣い屋同士なので、関係を気持ちよく長続きさせることができます。

「庚戌」と「癸卯(みずのとう)」の相性は?

「庚戌」と「癸卯」補い合って協力できる組み合わせです。

強い意志を持って断固として物事を進めていく「庚戌」と、繊細な感性でさまざまな知識を柔軟に吸収していく「癸卯」は、一見性質が違うように見えるものの、その違いがお互いの刺激となる組み合わせ。

自分にない魅力や才能を素直に認め、足りないところはカバーし合って、やがて大きな成果をあげるでしょう。

「庚戌」の人との相性のあまり良くない六十干支は?

庚戌 × 丙辰(ひのえたつ)
庚戌 × 乙未(きのとひつじ)
庚戌 × 戊辰(つちのえたつ)

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「庚戌」と「丙辰(ひのえたつ)」の相性は?

「庚戌」と「丙辰」ついていくのがしんどい組み合わせです。

「庚戌」はコツコツと夢に向かって静かに努力を積み重ねるタイプなのに対し、「丙辰」はフットワークが軽いタイプ。

能力は高い2人ですが、「丙辰」の行動力の根底には「楽しさを追い求める天真爛漫さ」があり、「庚戌」からすると理解ができないものです。

また「丙辰」も口数が少ない「庚戌」をノリが悪いと煩わしく感じるでしょう。

「庚戌」と「乙未(きのとひつじ)」の相性は?

「庚戌」と「乙未」本音が見えづらい組み合わせです。

出会ってすぐは意気投合し、親友や恋人になれると思うかもしれません。

しかしお互い他人を見たら気遣いをせずにはいられない性分のうえ、「庚戌」は寡黙で本心をあまり見せないため、「乙未」は手ごたえを感じずずっと気を張って疲れてしまいます。

かと思えば「庚戌」は自分の道に淡々と突き進んでいくため、「乙未」はついていけないときがあるでしょう。

「庚戌」と「戊辰(つちのえたつ)」の相性は?

「庚戌」と「戊辰」足並みが揃い組み合わせです。

「庚戌」と「戊辰」はどちらも強い意志を持って目標に邁進するタイプのため、お互いを尊敬するところもあるでしょう。

ただ、「庚戌」は粘り強く物事に取り組むタイプなのに対し、「戊辰」は負けん気は強いものの長距離戦には向かないタイプ。

「庚戌」のサポートもプライドが傷つくため、何かと噛み合いにくい相性です。

「庚戌」が命式にある著名人


柄本 時生

桐谷 美玲

坂本 昌行

藤井 フミヤ

二階堂 ふみ

藤井 フミヤ

渡 哲也

【まとめ】「庚戌」の人は、こんな人!

・寡黙で落ち着きのある大人っぽい人柄

・誰に対しても優しく、礼儀正しい

・静かにまわりの人を見守り、助けが必要なときにサッと動けるタイプ

他人を優先しがちなだけで内向的な性格ではない

・決してめげない不屈の精神の持ち主

・許せないことを目の前にすると一転して高い攻撃力をみせる

・寡黙な人柄で本人は恋愛に基本的に積極的ではないが、まわりが放っておかないモテタイプ

結婚は相手選びに時間がかかり少し遅めになる傾向がある

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甲(きのえ) 乙(きのと)
丙(ひのえ) 丁(ひのと)
庚(かのえ) 辛(かのと)
戊(つちのえ) 己(つちのと)
壬(みずのえ) 癸(みずのと)