目次
壬戌(みずのえいぬ)とは?

壬戌は、「明るく面倒見がいい」という意味があります。
「壬」は「大河」や「海」など大きな水を表す十干で、性質の意味としては「勢いの良さ」や「パワフルさ」、「雄大さ」を示します。
「戌」は「犬」や「秋の終わり」を表す十二支で、性質の意味としては「勤勉」や「努力家」、「安定」や「穏やかさ」を示します。
よって、両方の性質を組み合わせた「壬戌」は、秋の終わりの海のように器が大きく包容力があり、穏やかで親しみやすいイメージを持ちます。
この干支は多くの信頼を得ますが、決して驕り高ぶらず、どんな時も謙虚さを忘れないという特徴があります。
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「壬戌」の人の性格や特徴は?

「壬戌」の人は、大海のように穏やかで懐の広い人です。
優しく思いやりに溢れ、誰に対しても気さくに話しかける社交性の高いタイプ。
そのため周囲から慕われ、多くの厚い信頼を寄せられることが多いでしょう。
温和な性格ですがとてもアクティブで、常に動き回っているような印象があります。
その原動力は、群を抜いた鋭い勘。
本質を見極め最適解を見つけることが得意で、持ち前の勘を頼りにフットワーク軽く物事を進めていきます。
俊敏性に優れていますが、コツコツと物事に取り組む粘り強いタイプでもあります。
与えられた仕事や頼まれたことは責任をもって最後までやり遂げます。
一方で「自分がしっかりせねば」という気持ちが強く、弱みを見せない気丈さは立派なものの、1人で何もかも抱えてしまう傾向があります。
「壬戌」の性格や特徴①【温かく穏やかな人柄】
「壬戌」の人は、雄大な海のように穏やかでおおらかな人柄です。
優しく、誰に対しても公平に接する誠実な人。
感情的になることは滅多にないはず。
困っている人を放っておけない面倒見の良さもあり、自然と多くの人に慕われ、いつも人に囲まれています。
真面目な人柄も相まって、周囲から厚い信頼を寄せられている人が多いでしょう。
「壬戌」の性格や特徴②【勘が鋭い】
「壬戌」の人は、並外れた鋭い勘の持ち主です。
なんとなく感覚で本質を捉えたり、正解を見つけ出すことができる稀有なタイプ。
データや状況などの事実を基にした情報よりも、ピン!と来た勘を頼りに動くことが多い傾向があります。
そのため判断が早く、周りからみるとあちらこちらへと素早く移動するフットワークの軽い人に見えているでしょう。
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「壬戌」の性格や特徴③【コツコツタイプの長距離ランナー】
「壬戌」の人は、コツコツと物事に取り組む粘り強いタイプです。
好奇心旺盛でアクティブな「壬戌」の人には、たくさんの夢や目標があります。
しかし夢を夢のままで終わらせず、実直に努力を重ねて実現させようとするのが「壬戌」の人の良いところ。
「これ」と決めたことは時間がかかっても諦めず、最後までやり遂げます。
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「壬戌」の女性が持つ特徴は?

「壬戌」の女性には、純粋で器が大きいという特徴がみられます。
広い心を持ち、誰に対しても真摯に対応する誠実な「壬戌」の女性。
純粋な性格で、周りから好意を持たれることが多いです。
物事には腰を据えてゆったりと進めていきます。
与えられたことはしっかりやり遂げるので、しっかり者として周囲からの評判も上々。
ただ周りに迷惑をかけないようにと本心を隠してしまうところがあります。
身体的には、大きな瞳を持ち、ピュアな雰囲気のある美女が多い傾向があります。
可愛さと可憐さを併せ持ち、どこにいてもモテる人が多いでしょう。
「壬戌」の男性が持つ特徴は?
「壬戌」の男性には、柔軟に物事を進めていくマイペースな人という特徴がみられます。
聡明で落ち着きがあり、どんなことも大らかに受け止める、包容力のある「壬戌」の男性。
持ち前の柔軟性で、状況に応じてうまく進めていくことができます。
基本的に堅実に物事を進めていくタイプですが、自己流のスタイルがあり、それで進めていきたがる節があります。
しかし自分の考えをあまり表に出さないため、理解を得られず試行錯誤することもしばしばあります。
身体的には、引き締まった筋肉を持つスポーツマン体型の人が多い傾向があります。
顔立ちはあっさり系ですが、優しさがにじみ出ており、モテる人が多いでしょう。
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「壬戌」の人の恋愛傾向は?
純粋で穏やかな「壬戌」の人は人から好感を持たれることが多く、男女ともにモテやすいタイプです。
「壬戌」の人自身、自分が好かれやすいタイプであることを自覚しており、とくに女性は好きな人ができても告白されるのを待つ人が多い傾向があります。
さりげないボディタッチや差し入れなどをして控えめにアピールし、相手からの誘いを引き出します。
対して男性は意中の相手にさっさと告白して次に進みたいタイプ。
また、告白されても理想に叶わなければきっぱりお断りします。
お付き合いは男女ともにべったりした交際を好まず、自立した関係を求めます。
隠れマイペースなタイプのため、ほかのことに夢中になって恋人を寂しがらせないよう注意しましょう。

「壬戌」の人の結婚傾向は?
「壬戌」の人は、男女ともに適齢期に結婚する傾向が強いです。
自分が「ツイているな」と感じる時に結婚に踏み切ると、順風満帆な結婚生活を送れる運の持ち主です。
ただ、仕事やプライベートがうまくいかないからと、結婚を逃げ道のように使うとうまくいきません。
自己肯定感がどんどん低くなり、モヤモヤを相手にぶつけてトラブルに発展しやすくなります。
何もかもうまくいっている最高の状態でゴールインするのが幸せな結婚生活のカギです。
結婚後は、思いやりをもってパートナーに向き合いましょう。
あれこれ求めすぎると喧嘩の原因になります。

「壬戌」の人の仕事運・適職は?
「壬戌」の人は、人当たりの良さと器の大きさを活かすことで活躍する人です。
誠実な取り組みで多くの信頼を集める「壬戌」の人は、人望があり、人をまとめる仕事に適性があります。
また、何事も受け止める度量と、どんなイレギュラーにも臨機応変に対応する柔軟さ、最適解を見つける勘の良さなど、人の上に立つ力が備わっています。
つまり、人と関わる仕事や、チームワークの仕事が向いているといえるでしょう。
職業としては、カウンセラーや教師、インストラクターなどの人を導く仕事や、看護師や警察官など緊急時の対応を求められる仕事に適性があります。

「壬戌」の人の金運は?
「壬戌」の人は、着実に財を築く手堅い金運の持ち主です。
コツコツと物事に取り組む「壬戌」の人は、計画的にお金を使ったり、貯蓄をしたりするのが得意です。
一方で水の性質をもつ「壬」があるため、目標のためなら惜しまず投資する傾向があります。
若いうちは稼いでは自己投資に使うという循環になるためお金が貯まりにくいですが、年を重ねるにつれキャリアアップとともに入ってくるお金が多くなり、晩年には一財を築いている人も多いでしょう。
聡明で機転も効くため、投資はおすすめ。
守りのバランスもしっかりしているため、安全に財を増やすことができるでしょう。

「壬戌」の人との相性の良い六十干支は?
| 壬戌 × 丁卯(ひのとう) |
| 壬戌 × 癸亥(みずのとい) |
| 壬戌 × 丙寅(ひのえとら) |
\四柱推命であの人との相性は?/
「壬戌」と「丁卯(ひのとう)」の相性は?
「壬戌」と「丁卯」は同じノリで楽しい付き合いができる組み合わせです。
天地徳合と呼ばれる最高の相性で、想像力の豊かさや常にアクティブなところなど共通点が多くあります。
そのためお互い同じ目線、同じノリで盛り上がりやすく、足並みを揃えることができます。
またどちらも社交性が高く、思いやり合う居心地のいい関係が築けるでしょう。
「壬戌」と「癸亥(みずのとい)」の相性は?
「壬戌」と「癸亥」は良き協力者になれる組み合わせです。
「壬戌」と「癸亥」は同じ五行の水を持つ者同士。
価値観やテンポが似ており、共感できることが多くあります。
また「壬戌」も「癸亥」も穏やかなようでいて内心情熱を秘めており、目標に向かって一心に努力できるタイプなので、お互いを理解して支え合えるよきパートナーとなれるでしょう。
「壬戌」と「丙寅(ひのえとら)」の相性は?
「壬戌」と「丙寅」は高いレベルで協力し合える組み合わせです。
「壬戌」と「丙寅」はどちらも思い立ったら即行動のアクティブなタイプで、フットワークが軽い人。
2人が揃えば「あれをやろう!」「そうしよう!」とスピーディーに決断し、またお互い能力が高いため、あっという間に成し遂げることができます。
さらに、お互いだからこそ生み出せるテンポ感に小気味よさを感じるでしょう。
「壬戌」の人との相性のあまり良くない六十干支は?
| 壬戌 × 戊辰(つちのえたつ) |
| 壬戌 × 己卯(つちのとう) |
| 壬戌 × 庚辰(かのえたつ) |
\四柱推命で占うあの人との相性/
「壬戌」と「戊辰(つちのえたつ)」の相性は?
「壬戌」と「戊辰」は人との関わり方が違う組み合わせです。
どちらも人当たりがよく周囲から好かれやすい存在ですが、「壬戌」は自分のペースや感覚を大切にしながら物事を進めるタイプ。
一方で「戊辰」は、中心となって周囲をまとめ、皆で同じ方向を目指していきたいと考える傾向があります。
進め方のスタイルが対照的なため、タイミングや考え方の違いを感じやすい関係ではありますが、それは互いにない視点を持っている証でもあります。
どちらも高い能力と実行力を備えているため、役割を意識して尊重し合えれば、それぞれの強みを活かし合える心強いパートナー関係を築くことができるでしょう。
「壬戌」と「己卯(つちのとう)」の相性は?
「壬戌」と「己卯」は関係性の中で役割の違いがはっきりと表れやすい組み合わせです。
どちらも親しみやすく気さくな性格のため、出会った当初は自然体で過ごせる居心地のよい関係を築きやすいでしょう。会話も弾み、安心感を覚えやすい相性です。
ただ、「壬戌」は自分のひらめきや意欲を大切にしながら、思い立ったことを自分のペースで進めていく傾向があります。
その一方で、人を支え寄り添う役割を担いやすい「己卯」は、相手に合わせる時間が増えることで負担を感じやすくなることもあるでしょう。
お互いの立ち位置を意識し、無理のない距離感を保てば、それぞれの優しさと行動力が活きる関係へと育てていくことができます。
「壬戌」と「庚辰(かのえたつ)」の相性は?
「壬戌」と「庚辰」はテンポや考え方に違いが表れやすい組み合わせです。
「壬戌」は決断するとすぐに行動へ移すスピード感を持つ一方で、「庚辰」は慎重に状況を見極めながら、納得するまで考えを深めていくタイプ。
それぞれに強みがあり、動き出すまでのリズムが異なることで違和感を覚えることもあるでしょう。
また、自分の感覚を信じて進む「壬戌」と、礼儀や秩序を大切にする「庚辰」では、物事の優先順位に違いが出やすく、意見の食い違いを感じる場面も生まれやすい関係です。
ただし、どちらも根底には他者を思いやる気持ちがあり、誠実さを持っています。
歩み寄りを意識し、それぞれの良さを尊重できれば、互いの視点が補い合う意外な相性の良さを発揮できるでしょう。
「壬戌」が命式にある著名人
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坂本 龍一 さくら ももこ 仲村 トオル 山崎 育三郎 若槻 千夏 和久井 映見 |
【まとめ】「壬戌」の人は、こんな人!
・大海のように穏やかで懐の広い人
・優しく思いやりに溢れ、誰に対しても気さくに話しかける社交性の高いタイプ
・多くの人に慕われ、信頼を寄せられている
・とてもアクティブで、常に動き回っている
・群を抜いた鋭い勘で本質や最適解を見極める
・コツコツと粘り強く物事に取り組む長距離ランナータイプ
・他人に弱みを見せない気丈さを持ち、1人で悩みを抱えがち
・男女ともにべったりした交際を好まず、自立した関係を求める
・人望があり、人をまとめる仕事に適性あり
\四柱推命で詳しく占いたい方はこちら/
↓↓↓十干についてはこちら↓↓↓
| 甲(きのえ) | 乙(きのと) | |
| 丙(ひのえ) | 丁(ひのと) | |
| 庚(かのえ) | 辛(かのと) | |
| 戊(つちのえ) | 己(つちのと) | |
| 壬(みずのえ) | 癸(みずのと) |






