目次
丁巳(ひのとみ)とは?
丁巳は、「激しい熱を秘めた穏やかなともし火」という意味があります。
「丁」は「囲炉裏」や「たき火」、「ロウソク」などの人がおこす火を表す十干で、性質の意味としては「癒し」や「温かさ」、「優しさ」、「穏やかさ」を示します。
「巳」は「動物の蛇」や「夏の始まり」を表す十二支で、性質の意味としては「情熱」や「探求心」のほか、真っすぐではなく蛇行して進む様から「粘り強さ」や「我慢」を表します。
よって、「丁巳」は、夏の始まりのともし火のように人々を導きながら力を発揮するイメージを持ちます。
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「丁巳」の人の性格や特徴は?
「丁巳」の人は、穏やかな人柄の奥に情熱と鋭い感性を秘めた人です。
夏の始まりの灯火(ともしび)のように、人々を温かく照らす「丁巳」の人。
フランクで親しみやすく、どんな人に対しても分け隔てなく接する社交的なタイプです。
他人の悩みを積極的に聞いてあげるようなお世話好きな一面もあり、母性・父性を感じさせる頼もしい存在として慕われることが多いでしょう。
「丁巳」の人は強い感受性と高いセンスの持ち主で、独自の方法で物事を繊細に表現するのが得意です。
直感力も鋭く、最適解の道を見つけ出して夢や理想に進んでいきます。
柔和な人柄に見えて意外に粘り強く、長距離戦でも高いモチベーションを維持したまま突っ走るという底なしのスタミナを感じさせます。
「丁巳」の性格や特徴①【親しみやすい大将的存在】
「丁巳」の人は、誰に対しても優しく接する、親しみやすい大将的存在です。
穏やかに燃える灯火(ともしび)のように、周りの人と温かく交流していく人です。
面倒見も良く、困っている人を見かけたら「自分にまかせて!」と張り切るタイプ。
基本的に前向きな姿勢で「この人と一緒なら大丈夫」という安心感もあるため、「丁巳」の人のことを慕ってついて来る人はたくさんいるでしょう。
「丁巳」の性格や特徴②【強い感受性と高いセンスの持ち主】
「丁巳」の人は、豊かな感受性と鋭い感性、そして高いセンス力で自分を表現していく人です。
小さなことも繊細に感じることができ、創造力を豊かに展開していきます。
閃くアイディアによって、どんな困難な状態も乗り越えていくことができます。
ただ、灯火(ともしび)が風に煽られると大きく揺れ動くように、感受性が強いゆえに外からの刺激で感情的になることがあります。
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「丁巳」の性格や特徴③【根気強い長距離ランナー】
「丁巳」の人は、穏やかで繊細な人柄にみえて、実は不屈の根性の持ち主です。
「これ」と決めたことは最後まで粘り強く取り組みます。
単に根気強いだけでなく、やり始めの高いテンションをずっと維持して精力的に取り組み続けられるのが「丁巳」の人のすごいところ。
「この華奢な体のどこからこんなパワーが生まれるの?」と驚かれることが多いでしょう。
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「丁巳」の女性が持つ特徴は?

「丁巳」の女性には、愛嬌と統率力で道を切り拓くリーダーという特徴がみられます。
天真爛漫な可愛らしさと、相手を和ませる温かさで多くの人から愛される「丁巳」の女性。
意外とたくましく、自分の信念を貫き、道なき道を開拓していく度胸を持ち合わせています。
高い社交性と引率力で、自然とリーダーの才覚を発揮する人が多いでしょう。
身体的特徴としては、実年齢に関係なく、少女のようなあどけなさを感じる華奢なタイプが多い傾向があります。
言動は男前でかっこいいものの、どこか「守ってあげたい」と思わせる魅力があります。
「丁巳」の男性が持つ特徴は?
「丁巳」の男性には、チャレンジ精神旺盛なリーダーという特徴がみられます。
情熱的に物事に取り組むひたむきさと、フレンドリーな人柄で周囲からの信頼と好意を積み上げていく、天然のリーダータイプ。
夢に向かって真っすぐに、ときに柔軟に対応しながら前に進んでいける人です。
ただ、実直な分、自分の信念や正義に反する事があれば感情的になることもあります。
身体的特徴としては、アイドルや弟のようなタイプの可愛らしい顔立ちの人が多い傾向があります。
なかには強面のタイプもいてくっきり分かれますが、どちらのタイプも内面の可愛らしさがでて親しみやすいでしょう。
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「丁巳」の人の恋愛傾向は?
人を惹きつける魅力があるため男女ともに告白される機会は多いものの、相手に求めるものも多いというのが「丁巳」の人の特徴。
思い描く理想像があり、相手の人となりをじっくり見極めながらお付き合いへと発展していきます。
ただ、男性の場合は自分の盛り上がる気持ちに素直に従い、同時進行で複数の恋愛を進めていくケースもあります。
基本的に恋人とは時間をかけて信頼関係を築き、思い合う温かいお付き合いを目指します。
生来の世話好きが発揮され、1から10まで恋人に尽くすでしょう。
ただ、近しい人ほど気持ちをぶつけるところがあり、愛が重い彼氏・彼女になることも。
相手の立場に立って考えるように努めれば、関係が安定して長続きしやすいでしょう。
「丁巳」の人の結婚傾向は?
「丁巳」の人は、好奇心を抑えて家族ファーストの姿勢でいれば、円満な結婚生活を送れます。
趣味や仕事に没頭すると独身時代のように単独行動が増え、気づかぬうちに家族に愛想をつかれてしまうので気をつけましょう。
また、男性は実家の都合を優先しがちなので、あくまで自分の家庭を第一に考えることが大切です。
面倒見の良さを発揮し、大事な家族のことを常に意識しておくことが、結婚生活を安定させるコツといえるでしょう。
また、女性は若いうちに思い切って決断して早婚になる人もいますが、男性は理想の相手を求める気持ちが強く、晩婚になる傾向があります。
「丁巳」の人の仕事運・適職は?
「丁巳」の人は、興味のあることを追求して成果を上げる、研究家系のクリエイタータイプです。
鋭い感性と豊かな発想力を生かし、WEBデザイナーやインテリアデザイナー、ファッション関係、作家、画家など、アーティスティックな仕事で大いに活躍できます。
また、「丁巳」の人は向上心が高く、行動力もあるため、一代で財を成す強い仕事運を持っています。
組織の中で働くより、独立してフリーランスで活躍したり、起業して経営者として成功をおさめる人もいるでしょう。
いずれの場合も、統率力があるため、自分の裁量で動ける環境下だと真価を発揮できます。
「丁巳」の人の金運は?
「丁巳」の人は、生まれつきお金と縁が深い、恵まれた金運の持ち主です。
「巳」がある人は、古来より金運の神様と崇められてきた神の使い・蛇の性質を持っているため、食べることには困らない干支だといわれています。
一代で大成功し巨大な財を成す強運を持っているため、フリーランスや経営者として活躍すると、天井知らずの財を築けることも。
ただ、調子がよすぎると時折人を見下す態度を無意識にとってしまうことがあるので注意。
実力があっても、仕事と金運は人脈とは切り離せないものなので、誠実に接するよう務めれば運気が安定するでしょう。
「丁巳」の人との相性の良い六十干支は?
丁巳 × 壬申(みずのえさる) |
丁巳 × 甲申(きのえさる) |
丁巳 × 丁丑(ひのとうし) |
\四柱推命であの人との相性は?/
「丁巳」と「壬申(みずのえさる)」の相性は?
「丁巳」と「壬申」は天地徳合と呼ばれる最高の相性の組み合わせです。
「丁巳」と「壬申」はどちらも愛嬌があり、情熱的で、空気を読んで人と接する社交性の高いタイプと、まさに瓜二つの性質を持つ者同士。
一緒にいるととても楽しく、心地よい時間を過ごせるでしょう。
また、夢や理想を追いかけるところも似ています。
一緒にいると困難な目標にも近づくことができるでしょう。
「丁巳」と「甲申(きのえさる)」の相性は?
「丁巳」と「甲申」は最高の理解者になれる組み合わせです。
「丁巳」と「甲申」は、天真爛漫で活発、そして長距離ランナーと共通点が数多くあります。
さらに「甲申」は「丁巳」のナイーブなところを受け止め、理解してくれるため、これ以上ない最高の理解者となってくれるでしょう。
また、どちらも学び続けることを忘れない向上心の高いタイプのため、一緒にいると刺激を与え合えます。
「丁巳」と「丁丑(ひのとうし)」の相性は?
「丁巳」と「丁丑」は尊敬をもって付き合える組み合わせです。
「丁巳」は「丁丑」の人を癒す和やかさに惹かれ、「丁丑」は「丁巳」の面倒見の良さに惹かれます。
また、お互い与えられたらきちんとお返しをする礼儀正しい人なので、相手を尊重しながら、持ちつ持たれつのよい関係が築けるでしょう。
どちらとも自分の意志を貫く強さを持っていることも、共感値が高いです。
「丁巳」の人との相性のあまり良くない六十干支は?
丁巳 × 癸亥(みずのとい) |
丁巳 × 丁亥(ひのとい) |
丁巳 × 癸丑(みずのとうし) |
\四柱推命で占うあの人との相性/
「丁巳」と「癸亥(みずのとい)」の相性は?
「丁巳」と「癸亥」は傷つけ合いやすい組み合わせです。
「丁巳」と「癸亥」はどちらもナイーブな面を抱えているため、他の人には共感してもらえないような繊細な問題を共有することができます。
しかし、「癸亥」は現実と理想が乖離するとひどく落ち込むことがあり、「丁巳」もそれに引きずられてネガティブになったり、何気ない一言で傷つけあったりすることがあります。
「丁巳」と「丁亥(ひのとい)」の相性は?
「丁巳」と「丁亥」はテンポが合いにくい組み合わせです。
「丁巳」と「丁亥」はどちらも人付き合いがうまく、なんでもそつなくこなせるタイプのため、タッグを組めば何事もスムーズに進みやすいです。
しかし、「丁亥」は猪突猛進なところがあり、「これ」と思うことがあれば周りを気にせず突っ走ってしまうことが。
行動面では足並みを合わせにくく、もどかしい思いをすることが多いでしょう。
「丁巳」と「癸丑(みずのとうし)」の相性は?
「丁巳」と「癸丑」は譲り合いが難しい組み合わせです。
「丁巳」と「癸丑」はどちらも感受性が強く、物事に粘り強く取り組むなど共通点がある間柄のため、お互いを理解し合うことができます。
しかし、「癸丑」はソフトに見えて自分の意志を頑として曲げないところがあるため、柔軟性のある「丁巳」が「こちらの方がいいよ」とアドバイスしても聞き入れてくれずギスギスする…なんてことが珍しくないでしょう。
「丁巳」が命式にある著名人
伊藤 淳史 おの ののか 白濱 亜嵐 中村 俊輔 別所 哲也 渡部 建 |
【まとめ】「丁巳」の人は、こんな人!
・穏やかで温かな人柄
・フランクで親しみやすく、どんな人に対しても分け隔てなく接する社交的なタイプ
・強い感受性と高いセンスの持ち主で、独自の方法で物事を繊細に表現するのが得意
・お世話好きで周りから頼りにされる大将的な存在
・高いモチベーションを維持したまま頑張れる底なしのスタミナの持ち主
・普段は温厚だが一度感情的になると手が付けられない
・男女ともにモテるが、相手に求めるものも多く、気持ちをぶつけがち
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甲(きのえ) | 乙(きのと) | |
丙(ひのえ) | 丁(ひのと) | |
庚(かのえ) | 辛(かのと) | |
戊(つちのえ) | 己(つちのと) | |
壬(みずのえ) | 癸(みずのと) |